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『ジャン・ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街』一見もたもたした話のように感じたが、しっかり体を張ったアクションは見ごたえタップリです。屋根の上の生身のアクションやヘリコプターからの落下など、並みのアクターではないですな。パリ堪能！

『ムッシュとマドモアゼル』ベルモンド最高！映画の娯楽性が全部つまっているが、基本はアクション！誰も出来ないことを、当たり前のように、何気なくこなすカッコよさ。そして美女。ロマンスがあるからフランス映画さ。ルパンとコブラの原型を見たね

『ブックスマート　卒業前夜のパーティーデビュー』いい大学に行って遊び惚けていた同級生を見返してやる！というモテない者の嫉妬物語であったが、青春は複雑なんだよね。最後に卒業パーティーで大暴れしてやる！というストレートな青春映画。

『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』姉妹の物語は無敵！感動した。夢の実現を求める少女達の生き様描写はツボにハマって終始心が震えていたくらい。しっかし、エリザベスピューのミッドサマーのトラウマを心配せずにはいられないね。

『パブリック　図書館の奇跡』図書館の公共性は、文化を守るだけでなく、人も守るもの。過去に何があろうとも図書館に集まることは選択肢として悪くはない。読書体験は人生を豊かにし、心を復活させてくれる。

『黒い司法 0％からの奇跡』人種差別の根深さは、アメリカ大統領選挙でいかんなく炙り出されましたが、BLM運動は今に始まったものじゃないんだよね。法と秩序はこの映画こそ似合う。ブリーラーメンは上手いわ。

『TENET テネット』IMAXに相応しいスパイアクション。理屈はいい！感じろ！という強引さの中にスパイとして生き抜くの者のドラマが情熱がカッコいい。長身女性好きにはたまらないデビッキの佇まいはいいね。永遠は一瞬、一瞬は永遠ですな。

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』今年ベスト級！大好きな映画。ボンジュノが云った個人的な話なんですよ映画は。小洒落たシャルメとファニーなエルファニングにスマートなセレーナゴメス。周りは自分勝手で間抜けな大人達。サイコーでした。

『スタートアップ！』80年代日テレ系青春ドラマの進化系。主人公の身勝手さが自然と再生していく展開は気持ちいい。登場人物のキャラ全員が魅力的、やっぱりマブリーは最高ですわ。まさかのルックスから以降の流れはファンには堪らないですわ。

『82年生まれ、キム・ジヨン』日本にも当て嵌まる無自覚の差別。家長父制と儒教文化による真綿で首を絞めるような当たり前の男尊女卑満載の家族感。自己実現を捨てざるをえない積年の女性達の無言の叫びが溢れでる。子どもの夢は奪ってはいけない。

『ディヴァイン・フューリー／使者』韓国版エクソシストに格闘技をミックスした快作であった。パクソジュンはアクションも出来るしサイコーの役者。社会に悪魔が潜んでいることが日常的に感じられる国の土壌は、良質で圧倒的なエンタメを生み出すね。

『鬼手』劇画だ！「紙の一手」を引き継ぐ超絶バイオレンス＆スポ根映画。なぜここまで突き詰められるのか唖然とするが、天涯孤独な漢が生き抜くためにはありだろう。目を瞑って碁って出来るものなのか？？そんなにお金をかけないといけないのか？

『カセットテープ・ダイアリーズ』今年度ベスト級！ダサい言い方だが、青春時代が蘇る。あの時代のBOSSが好きだ！！ノスタルジックに泣けるし、主人公目線、失業お父さん目線からも作品を堪能できるような年齢の私にはサイコーの映画であった。

『ライフ・イットセルフ　未来に続く物語』クラッシュとブルーバレンタインの掛け合わせ的な巡り合わせ物語。オリビアワイルドがよかった。とても。世界を巡る映画は楽しいし、お得な気がする。

『長沙里9.15』今も緊張が続く南北間だが、戦争映画がつくられ公開されるのは不思議な感覚である。物語かフィクションか。家族を想い、故郷を懐しみ、そこに死亡フラグが点滅し物語がすすむ。冷めた見方ではあるが、ミーガンフォクスはいいね。

『新喜劇王』夢を追いかけ続ける者の魂の強さに感服。そこら中の笑いの中に演技の本質はある。自分の身体から滲みでる狂気をコントロールする時に才能は昇華する。しっかし香港は中国に飲み込まれなければいいのだが。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　BIRDS OF PREY』3ヵ月ぶり鑑賞。複雑な話はアメコミならでは、虐げられた女子チームのカッコ良さよ。男社会を痛烈にパンチする軽やかな女任侠伝。ハーレイ・クインとワンダーウーマンはいいね。

『ムルゲ 王朝の怪物』正しい怪獣映画である、王朝時代の定番王様家臣騒動による不幸な時代をムルゲがぶった斬る。主役チームの明るさにより、悪役人が際立つ構図はいいね。エンタテイメント怪獣ビバ！

『PMC：ザ・バンカー』韓国映画のグローバル感は凄い。一方で主な舞台は地下室という狭小な空間という。IOTを駆使した肉弾戦では多少時間軸が？だが、ハジュンウの一人舞台はテロライブの続編か。救命をドラマティックに描くのはゲームのよう。

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』ロードムービーのあるべき姿を見た。心と身体に悩みを抱えた者同士がプロレス学校をゴールとして紡いでいく物語って、とてもハートフルであった。味のあるキャラが楽しいし、ダゴダもセクシーでいい。泣ける。