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『アンモナイトの目覚め』フランシス・リーのリーはマイク・リーのリー…と思うくらいピリオドドラマの撮り方が近いと思ったが、ともすれば退屈になりかねないテンポが飽きさせないのは、卓越した演技力の2人とそれを支えるしっかりした演出の力だろう

『ザ・スイッチ』だいぶ気になっているがゴア描写がすごいというのでビビっている。イケるホラーか無理なホラーかそもそも観ないと分からないのがつらいな

3月にケネス・アンガーのマジックランタンサイクル劇場上映するんだが、関東はアップリンクのみ。待ってればシネマリンあたりに来るかしらん

『ウルフウォーカー』観れてよかった、後半からの展開と感動の盛り上がりが続いていって、狼たちよイギリス兵を食い散らせ！って感じだったし、ケルトの魔法の世界とカタルシスが一体になって、もう泣きっぱなしだった

ルース・エドガーのオクタヴィア・スペンサーの役名がハリエットなのはハリエット・タブマンから来てるのだろうし、彼女に課せられた"重圧"が想像できる。そのタブマン伝記映画『ハリエット』も観たが、彼女のカリスマ性に一点集中した作りで観てて気持ちよかったですな

『さらば愛しきアウトロー』ロバート・レッドフォードに何がふさわしいか、レッドフォードだけで映画はどう成立するを純度に結晶化した作品で、それで充分に美しいし観客が求めるもの。こうとしか生きれないはぐれ者を優しく見つめる小粋で洒脱な白鳥の歌。お疲れ様でした

『アメリカン・アニマルズ』前半はリア充を恨み特別な存在になりたかったあの頃の私達を慰めるように遊び心に満ちた演出が続くが、後半はそれがなりを潜めていく。犯罪は割に合わない、どうせ特別な存在にはなれず人生は続いていく様を表しているが、一生残る被害者の傷への誠意だろう。

『アメリカン・アニマルズ』初長編監督作で荒削りで野暮ったさの残る質感もテーマに完璧に沿っていた。主演陣、やはり特にエヴァン・ピータースとバリー・キーガンお見事。アン・ダウドは何でもないようでいてさらっとメチャクチャ上手いんだよねえ

『アメリカン・アニマルズ』ハッとする編集に現実と虚構を巧みに行き交う構成(あのシーンがあのラストショットになるとは！)。なぜ実録ではなく劇映画なのか。それは当人達も真実を語ることができず、信じたい物語を信じてしまうから。的確な枠の選択だった。

『荒野にて』チャーリーの馬に寄せる熱烈な愛着の描写は多分にあるが、実はいわゆる少年と馬の交流はそんなにない。でもそれは本当は距離を持たなければいけない関係の所を一方的に突っ走ったバランスの悪さを観客にしっかり示していて、そもそもチャーリーの意識にない人ははっきり映らない

Kino cinema横浜みなとみらい、ラインナップが大型シネコンとミニシアターの間って感じで助かる！『幸福なラザロ』と『僕たちのラストステージ』は新宿or渋谷オンリーを覚悟してたから特に… https://t.co/9yYyxYq6QV

4月19日、シャザム、アガサ・クリスティーねじれた家、ある少年の告白、幸福なラザロ、ハイ・ライフ、僕たちのラストステージ 重なりすぎでしょう。それとは別にNT liveもあるというのに。GWに期待か。

今度の金曜日、荒野にてと魂のゆくえとビューティフルボーイと文化系男子映画祭で困っている。まだヴァイスも観てないのに。あこれならスティーヴ・カレル二本立てというご褒美ができるな

アダム・ドライヴァーは本作とブラック・クランズマンでブシェミ兄弟を制覇してるわけか…さすがやで(さすがの基準とは)

『バンブルビー』おおこのE.T.っぷりよ、脚本家クリスティーナ・ホドソンはメリッサ・マシスンの衣鉢を継ぐ！てな具合に要素要素で勘所をおさえた休日に皆で観たいファミリー映画。スウィート17モンスター監督も脚本に関わったのでどーりでヘイリー・スタインフェルドが輝いてるわけだ

『ブラッククランズマン』直球に楽しくていいのかしら？でも直球に批判をしないといけないくらい今の政治は逼迫している。冷笑してる場合じゃない、とはいえ白人至上主義は笑っちゃうほど馬鹿馬鹿しいけどね。だから直球のエンタテインメント、スパイクが怒りの電光で歴史を紡ぐ！

『運び屋』実の娘を動員して「家族を顧みなかったクズな俺…後悔しても遅い…」芸を披露とどこまで本気か分からんなこの爺さん。懺悔映画作ってもソンドラ・ロックのこと許されると思ってんの？てな感じですが、手さばきが巧みで面白いんだよねー。そこが余計ムカつくw

IMDbで見たんだけども『女王陛下のお気に入り』で男性キャラ同士の会話で話題が女のことじゃないのは一場面だけ、一番速いアヒルについて話してる時だけというベクレルテストの逆を行くの、いやあ上手いですね https://t.co/gfqSTdrAqG

『女王陛下のお気に入り』凸面鏡のような魚眼レンズでの人間の姿が歪む撮影は、カメラ/レンズといった18世紀科学啓蒙の時代の成果を表すと同時に、政敵として名が出てくるジョナサン・スウィフトが見た人間の姿でもある。視線がスウィフト/ホガースよねん

『女王陛下のお気に入り』やっぱどうしてもグリーナウェイと組んだ時のマイケル・ナイマンが流れるのを止められなかった。特にこれとかですね(実際監督も影響源と認めている) https://t.co/r1dPVRCAQO