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『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖！』尺の都合上仕方ないがやっぱり急ぎ足にもほどがある。テレビ本編同様の明るく楽しい雰囲気はそのままだけど、“殿様”についての掘り下げが中途半端すぎ。

『ヴィジット』過剰演出にも感じる恐怖描写に思わず笑ってしまった部分もあるが、予想外のオチに震えた。老夫婦の“異常性”を序盤から出し惜しみせず、極めてショッキングに表現しており自然と最後まで目が離せない。

『仮面ライダー×仮面ライダー　鎧武＆ウィザード　天下分け目の戦国MOVIE大合戦』テレビ本編の後日談であるウィザード編は、晴人とコヨミの二人にフォーカスした綺麗なストーリー。鎧武編はごちゃごちゃしてて訳がわからない...。

『EXO エクソ』正直思ってたのとはだいぶ違ったがこれはこれでアリ。静寂と孤独の中で繰り返される単調な任務によって逆に過敏になり、徐々に精神が蝕まれ疑心暗鬼になっていく主人公。序盤はスローテンポだが、中盤から一気に面白くなってくる。

『俺たち賞金稼ぎ団』戦隊ファンならクスッと笑える小ネタが満載。一キョウリュウジャーファンとして観ればキャスト勢揃いというだけでテンション上がるけど、正直ストーリーはグダグダだしギャグはサムいし...。

『劇場版　仮面ライダードライブ　サプライズ・フューチャー』進ノ介とベルトさん以外のキャラクターの影が超絶薄いのが気になったけど、ストーリー自体は面白くて引き込まれた。ただせっかく“未来”がテーマなのにそこが漠然としてちゃダメでは？

『プレーンズ』“農薬散布機が世界一周レースに挑む”。なんて期待値の上がるストーリーだこと！しかも面白さは期待以上、私的に文句なしの満点。超長距離を駆け抜ける飛行機たちを待ち受ける様々なドラマ..。細かいことは気にせず一度観てほしい。

『マッハ！弐』続編ということだが前作との関連性は全くない。(別にシリーズものにしなくてもよかったのに...。) 格闘シーンは安定のトニー・ジャー節が炸裂。ただ続編ありきのラストは納得いかない。

『LOU』単純明快なストーリーのなかで、結局最後まで正体がわからない“彼”の存在が非常に異質で面白い。変幻自在に姿を変える様もコミカルで、ずっと見ていたくなる可愛らしさがある。

『カーズ　クロスロード』“世代交代”がテーマの今作。ヒューマンドラマに重きをおいた重厚なストーリーだが、レースシーンも勿論大迫力。ラストの展開は賛否両論ありそうだが、個人的には拍手を送りたい。

『グランドピアノ　狙われた黒鍵』極限の状態下で強いられる“完璧な”演奏、独特な映像美も相まって最後まで目が離せない。犯人側のグダグダ感が本当にもったいない...。

『劇場版　獣電戦隊キョウリュウジャー　ガブリンチョ・オブ・ミュージック』ハイテンポだがわかりやすく、一人ひとりにアクションの見せ場があり満足度が高い。もう少し尺があってもよかったのに...。

『パルプ・フィクション』“くだらない話の複合体”というテーマだが、3つのストーリーはどれも申し分なく面白い。ただエピローグが意外にあっさりしていてちょっと拍子抜け。

『バンビ』森の王子として誕生した子鹿 バンビの成長物語。あどけなかった彼が、悲しみを乗り越え誠実で勇敢な王となるまでを非常にテンポよく描いている。緻密で豊かなアニメーションに思わず息を呑んだ。

『13F』多重世界の難解さをさほど感じさせない丁寧な描写が魅力。画面は終始地味だが、ラストにかけて一気に謎が明かされていく面白さは秀逸。

『劇場版　仮面ライダーウィザード イン マジックランド』派手さはないがグダりもなく安定して面白かった。個人的に世界観はテレビ本編より好み。

『カーズ2』今作の主人公はなんとメーター。言わずもがな熱いカーレースを期待していた身としては少々物足りない内容。

『仮面ライダー×仮面ライダー　ウィザード＆フォーゼ MOVIE大戦　アルティメイタム』素面アクションやバイクアクション、ド派手な爆発・CGなど映像面が非常に秀逸。ただアクマイザー3の扱いの雑さが気になる。

『ペット』コミカルで楽しいだけではなく、現代のペット問題にも大いに触れている社会派映画。ただ展開に目新しさがなく、先が読めてしまう部分が多々あり緊迫感には欠ける。

『カーズ』主人公ながら異常なまでに自己中で自信家なマックィーン。そんな彼がメーターやサリーたちと出会いだんだんと成長していく姿に清々しさを感じる。期待を裏切らない、かつ意表を突く素晴らしいシナリオ。繰り返し観たい秀作。