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  • エデン、その後
    嘘をつく男
    ヨーロッパ横断特急
    快楽の漸進的横滑り
    バルバラ セーヌの黒いバラ
    鈴木家の嘘
    体操しようよ
  • 止められるか、俺たちを
    パンク侍、斬られて候
    正しい日 間違えた日
    少女ピカレスク
    それから
    万引き家族
    ファントム・スレッド
  • ルイ14世の死
    海を駆ける
    四月の永い夢
    孤狼の血
    INSTRUMENT フガジ:インストゥルメント
    ラッキー
    素敵なダイナマイトスキャンダル
    もっと映画ポスターを見る
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    • 嘘をつく男
      『嘘をつく男』監督・脚本:アラン・ロブ=グリエ。一人芝居する男の一人相撲の映画とも言おうか、呻き声も漏れる客席で寝ていたのは俺だけではないはず。ド・ゴールのお陰で、フランスがナチスドイツの属国として敗戦したことは忘れられがちだが、戦後のメンタリティはどんなものだったのだろう。
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    • エデン、その後
      『エデン、その後』監督・脚本:アラン・ロブ=グリエ。パンフレット読んでいってもさっぱり分からなくて、ショートカットで小顔のカトリーヌ・ジュールダンの美しく伸びた脚を眺めるだけの時間になってしまった。
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    • バルバラ セーヌの黒いバラ
      『バルバラ セーヌの黒いバラ』監督:マチュー・アマルリック 脚本:マチュー・アマルリック、フィリップ・ディ・フォルコ。美術の間違いを指摘され、セットがバラされ、運び出されたピアノをブリジット弾くとこで、自分が検討違いな観方をしてたことに気づいて、ホントに自分にガッカリ。
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    • ヨーロッパ横断特急
      『ヨーロッパ横断特急』監督・脚本:アラン・ロブ=グリエ。自作の解説をしているような平行世界の物語が微笑ましくもあり、ロブ=グリエ作品の魅力を薄めてしまった気がしないでもない。娼婦の部屋での、やる男とやられる女の視線行き来が最高にエロかった。
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    • 快楽の漸進的横滑り
      『快楽の漸進的横滑り』監督・脚本:アラン・ロブ=グリエ。「映画」の俯瞰視、対象化を感じた。二つのリールの間をフィルムが物理的に移動し、その間のフィルムの中の世界をムビオラで覗き見ているような。その移動は行きつ戻りつ、停止、脱線、反復も監督の意のままで、観客はそれを眺めるしかない。
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    • 鈴木家の嘘
      『鈴木家の嘘』脚本・監督:野尻克己。もっとお気楽なものかと思いきや、引きこもりの長男の生と死、残された家族たちの嘘と本当に本気で向かいあった作品だった。母を思うが故の嘘ではなく、自分の為の嘘というのがミソで、やがてこの嘘に追い詰められ対峙せざるを得なくなる。
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    • 体操しようよ
      『体操しようよ』監督:菊地健雄 脚本:和田清人、春藤忠温。家族ゆえの小競り合いを、滑稽さとギクリとさせる本音で描いて『ディアー・ディアー』を彷彿させ、これが自分にとってのこれが菊地作品。但し、これ以上はあざとくならないで欲しい。心が向かい合った二人のラジオ体操が心地よい。
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    • 止められるか、俺たちを
      『止められるか、俺たちを』監督:白石和彌 脚本:井上淳一。映画を作るという空っぽの自分と向きざるを得ない現実を容赦なく突き付けてくる、「若松孝二の映画」だけでは括れない、心底恐ろしい作品。白石監督はこの作品で、若松孝二に一矢報いたのではないだろうか。
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    • 正しい日 間違えた日
      『正しい日 間違えた日』監督・脚本:ホン・サンス 映画監督ってみんな、可愛い女の子を覗き見るのが大好きだけど、ホン・サンスの臆面のなさは、さすが、誰にも真似できないなぁ。友達が生きてたら、あんな風に女の子を口説くスケベ監督になってただろうなと、観ててにやけてしまった。
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    • パンク侍、斬られて候
      『パンク侍、斬られて候』監督:石井岳龍 脚本:宮藤官九郎。この世はウソだらけ。ぶっ壊してやるぜって言った瞬間に、じゃあテメェは何なんだ? って問われる訳で、復讐だけがリアルってのは信用できる。こんな世界だからウソでもなんか築き上げなきゃ生きて行けない。俺はそんな気もうないけど。
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    • 少女ピカレスク
      『少女ピカレスク』監督・脚本:井口昇 一つの躰に内在する二つの魂の格闘‥‥分裂症少女を描いて、この作品は監督のフィルモグラフィーの頂点になったのでは。円熟を無視した切っ先は、インディーズ期に戻ったかのように目を覆いたくなるまでに尖っている。醜さの向こうの「愛」を久々に見た。
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    • 四月の永い夢
      『四月の永い夢』監督・脚本:中川龍太郎。大事な人を亡くした女性の物語の決着は、内発的な目覚めや決心でしかないのだが、そこへ至る迂回する物語が彼女の心情と重なって心地よい。但し、迂回の理由は、俺には腑に落ちなかった。朝倉あきの楷書体の明るさが、作品の魅力になっている。
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    • それから
      『夜の浜辺でひとり』監督・脚本:ホン・サンス 『それから』はキム・ミニだけが汚れてなくて気になったんだけど、今作を先に観ていれば、きっと、雪の、タクシーの、あのシーンがもっと輝き、思わず涙していたと思う。しかし、こんな映画作られたら、俺程度の男は何をアテに生きていけばいいんだよ。
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    • ファントム・スレッド
      『ファントム・スレッド』脚本・監督:ポール・トーマス・アンダーソン 監督も主演も知らずに観たから、三回ぐらい仰け反った。このコンビで、こんなにおっかない、甘美な変態映画。昔片想いした、自称変態の女の子に教えてあげたい。女の独占欲も男の甘えっぷりにも、震えるね。
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    • ルイ14世の死
      『ルイ14世の死』監督・脚本:アルベール・セラ この作品の面白さを伝える言葉を持ってないんだけど、それでも見入ってしまうのは、映画のほとんどは嘘で出来てて、その最たるものが「死」だけど、それを見事に演じ切ってるからなのか。最後のセ… https://t.co/TTAfIkR6Re
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    • 万引き家族
      『万引き家族』監督・脚本:是枝裕和。安藤サクラにぶっ飛ばされたなぁ。俺も拾われたい、優しさに飢えた子供だったんだと気づいた。疑似家族の話は今までにもあったけど、返して、もう一回返して見せる凄みに震え、それには今までの男親でなく、女親が必要なのだろう。
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    • 孤狼の血
      『孤狼の血』監督:白石和彌 脚本:池上純哉。面白く観たけれど、「実はいい人でした」には個人的にシラけちゃうんだよね。エンタメの宿命的な問題なんだけど。
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    • 海を駆ける
      『海を駆ける』監督・脚本:深田晃司。ビデオカメラとかフィルムのスチールとか、時制も芝居も微妙にズラしてるようだし、繙かなくてならないモチーフが多すぎて、最早いっぺん観ただけじゃ追っつかない。ラウの存在が薄くて「?」ってなったけど、若者四人対してそれで正解なんだと思う。
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    • ラッキー
      『ラッキー』監督:ジョン・キャロル・リンチ 脚本:ローガン・スパークス その肉体が死に近づくほどに、彼の芝居から目を離すことが出来ない。最晩年にして名を刻んだタイトルは、映画と承知しつつ彼の死に様、生き様を思わずにはいられない。ニ… https://t.co/gg5ZuSyrSG
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    • 素敵なダイナマイトスキャンダル
      『素敵なダイナマイトスキャンダル』監督・脚本:冨永昌敬。存命する人物を都合よく物語にするのがそもそもおこがましいと思うなら、母親のダイナマイト心中と結びつけて消化不良気味に終わったこの作品は間違っていないだろう。神蔵美子を出して、彼のダイナマイトに火をつけることは出来なかったか。
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