冬の旅

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coco映画レビュアー満足度
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総ツイート数
10
ポジティブ指数100
公開日
1991/11/2
原題
SANS TOIT NI LOI
配給
ザジフィルムズ
上映時間
105分
解説/あらすじ
フランス片田舎の畑の側溝で、凍死体として発見された少女モナ。彼女の死に至るまでの数週間の足取りを、路上で出会った人々の証言から辿っていく―。
© 1985 Ciné-Tamaris / films A2
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鑑賞ステータス
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未鑑賞
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coco映画レビュアーの感想 Twitter上の反応
  • amamikfully2003
    『冬の旅』KBCシネマ。「自由」を求めて寒さに凍え死んでいった主人公の姿に、「自由」とは一体なんだろうかと思う。彼女の求めていた自由と私の思うそれは違うものかもしれない。繰り返される「楽して生きたい」が悲しく響く。彼女以上に、彼女を語る人々の視線が思い出される。
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  • kiyokiyo1222
    『冬の旅』1985年の金獅子賞、時を経て再評価されている背景には、「孤独死」や路上生活者の「死」の問題が身近に思えるからか。全国のミニシアターを回ってきて、やっと観た。サンドリーヌ・ボネールの無邪気な笑顔、老婆とのくだり、忘れ難い。
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  • TaulNcCar
    『冬の旅』初アニエス・ヴァルダ。哀愁漂うロードムービーと勝手に思ってたが冒頭で驚く。80年代の女性の冬の一人旅はそんなことを許さないし怒りと諦めに満ちてる。ドキュメント的というより作為的だし編集はヌーヴェルヴァーグ的。いつこちらにカメラが向くかと緊張。孤高の映画に出会えた感覚。
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  • aoyadokari
    『冬の旅』ただ彼女が生命を落としたのは村の祭りの最中での出来事だった。つまりそれは共同体に殺されたと言ってもいいのかもしれない。アニエス・ヴァルダの視線はけっして彼女を否定しているのではないと思う。ただ悲劇だったということだろうか?犠牲の山羊的な。
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  • aoyadokari
    『冬の旅』これは『あのこと』とは逆にエリートコースを進みながら自由を求めて放浪する女性が冬に寒さのために野垂れ死にする映画。ヒッピー世代の終焉を描いたとされるのだが、ヒッピーからも彼女は働かないと言われてしまうのだ。自己責任と言えば自己責任なのか?
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  • Pooh_kuru_san
    #冬の旅 死を賭しても譲れない自由への渇望を抱える放浪者の軌跡。空を遮る屋根も、生き方を縛る秩序もなく、孤独と表裏一体の生を貪るモナは社会の落伍者か犠牲者か、又は幸せ者なのか?美しく、暴力的な誠実さが自由と穢れの相関を問い掛ける。
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  • yamicoke
    『冬の旅』冬のフランスを孤独に旅する浮浪少女。彼女と行きずりに交わる人々は皆奇妙な縁で繋がっていた。その輪から外れて彼女は収穫祭の森の精霊役の男達にワイン塗れにされ凍死する。まるで生け贄の山羊の様に。その姿は不思議な聖性を帯びている
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  • Hanashi_Sagashi
    『冬の旅』モナ以外の人たちの描写がちゃんとリアルだったので、最後まで振り落とされずに観れた。ヌーヴェルヴァーグの監督が撮っても、ニートのホームレス生活の末路なんてそりゃロクなものではないでしょう… 終盤のサプライズは映画的に嬉しい。
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  • mari_qua
    『冬の旅』この映画、90年代後半にはBSで『バガボンド』というタイトルで放映されながら『さすらう女』というタイトルでビデオしか出ていなくて長い間捜してしまったヨ。『仕立屋…』のサンドリーヌ・ボネールが演じるすさんでいく女の様子がすさまじいヨ
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    coco 映画レビュアー
    yukigame
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