女囚さそり 第41雑居房

『女囚さそり 第41雑居房』静の演技の梶芽衣子と動の演技の白石加代子。対照的だけどどちらも力強く物語を引っ張っていく。今では絶対無理な笑っちゃうくらいの無法っぷりが面白く、そんなハチャメチャな中にも道を踏み外した女の悲哀が色濃く描かれていてとってもエモーショナル。

『女囚さそり 第41雑居房』 ▼6/17/18鑑賞 【特集上映（CD『追憶』発売記念 ＆ 梶芽衣子 著『真実』刊行記念 梶芽衣子映画祭）（35mm）】

『女囚さそり 第41雑居房』オープニングタイトルから前作同様の様式美に魅せられる。今回印象的だったのは、シャバに出た女囚たちがひと塊となって走っている姿。ほとんどしゃべらない梶芽衣子とは対照的だった白石加代子の怪演光る。

『女囚さそり 第41雑居房』小ネタ。ちんこ数え歌。出刃庖丁バトンリレー。witness me！オレの見たかった戸浦六宏（衣装込み）、黒づくめさそりスタイルはマフがデカくなってメーテル度増し。あのボロ布上着にも松本零士臭を感じるなど。

デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子特集にて『女囚さそり 第41雑居房』鑑賞。さそりと5人の女囚たち。各々の背負いし業が絡み合う様が、観念的なイメージとして押し寄せて来る。死にっぷりも皆壮絶。動の白石加代子と静の梶芽衣子の好対象。

『女囚さそり 第41雑居房』サソリさん目当て　　なんだかすごいものを見てしまった　今では許されないものだらけですごかった　主題歌からなんかもう平成とは違う　　サソリさんはハンター試験に受かりそうなレベルで強かった　

『女囚さそり 第41雑居房』すごい……