最初の人間
みんなの感想/評価
coco映画レビュアー満足度
100%
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総ツイート数
168件
ポジティブ指数100%
公開日
2012/12/15
原題
Le Premier Homme
解説/あらすじ
1957年夏、小説家コルムリが、故郷アルジェリアに独り留まって暮らす母を訪ねるところから、物語は幕を開ける。首都アルジェはフランスからの独立運動で沸いていた。噴煙立ち上る中、彼の心は在りし日の少年時代に還ってゆく。自らの生い立ちを振り返り、フランスとアルジェリアのために出来ること。追憶の旅の末に、コルムリが行き着く場所とは…。「異邦人」等で知られるノーベル文学作家アルベール・カミュの自伝的未完の遺作を実写映画化。
© Claudio Iannone
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
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【最初の人間】続) 幼少期と現在を往来し、父や出生ゆかりの地を訪れるにつれ見えてくる真実と、過去の混沌が目に見えぬ分水嶺により隔絶するカタストロフィー。カミュの遺作は未完というが映画はもう十分に芸術性の高みに至っていると思った。 #映画
良い -
【最初の人間】仏領アルジェリアの極貧家庭で育った仏国少年の母国アイデンティティの苦悩を下地に、人間の正義と行動規範が、ときに人を崇高に、ときに残虐に遇する様が描かれる。そしてこれを二文化間の醜い紛争が包み込むアイロニーも見事だ。 #映画
良い -
映画「最初の人間」(12/15公開)試写。アルベール・カミュの自伝的小説を「家の鍵」監督が映画化。実に知性的な作品だ。故郷アルジェリアに戻った有名作家が、貧しかった少年時代に遡っていく。民族の共存と平和の願いが伝わる。少年時代の描写がいい。 #eiga
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