ハートの問題

『ハートの問題』ほっこり系映画かと思いきや、深くビターな絆の物語。病気をきっかけに出会ったおっさん2人のあまりの仲睦まじさ…これはもう運命としか思えないレベル（笑）情けなかったアルベルトが父親かのような愛情を見せるラストにグッときた。

『ハートの問題』よくそれだけしゃべれるなあというアルベルトとそれよりは若いであろうアンジェロの奇妙な友情は、アンジェロが自分の最後を悟ったからなのかな。このおっさんに家族を託すかって感じもするけれど、それに応えるアルベルトも実はいい奴

『ハートの問題』、タイトルからのポップな作品だと思いきや、かなり哲学的。アルベルトとアンジェロのような友情ってありえるのかしら？と彼らの関係を羨ましく思った。フォロワーさんのツイートを読まなければ観なかった作品。Twitterに感謝！

『ハートの問題』＠ HTC有楽町♪心筋梗塞がきっかけで出会う2人の男たち。お互いすっかり意気投合して、まさに運命の出会い！おそろのジャージでのウォーキングなんて、いい年したオヤジがなにしてんだか・・・と、とても微笑ましい( ´∀｀)

『ハートの問題』同じ病で知り合ったOVER40の男同士の友情に見ているこちらまで楽しくなりました。お涙頂戴でもオールハッピーでもないけど、アルベルトは再生しアンジェロの思惑は家族にとって支えになりうる友人を手に入れたのかな。人生の妙。

もの書きのアルベルトの人を見る目線、物事の捉え方、世の中との関わり方、それがそのまま作品を生み出す過程に繋がる。他者との関わりの中に存在意義を見出し再生してゆくアルベルト。彼の記憶の中で再構築される物語は映画を見ている喜びに満ちている

うわべだけ装った感動モノに終始しないのは、絶対正義を追究するではなく人生には悲劇も喜劇も善も悪も等しく存在するという視点。物哀しさや滑稽さ男女間に生じる問題をじりじりと焙り出し人間の営みを観察し受け入れる寛容さがこに作品の大きな魅力。

好きなシーン。アルベルトがアンジェロの工場に出向いた時の最初のしぐさ。ジャケットの両ポケットに手を突っ込んだままペンギンの様に手を挙げる。照れと気まずさの入り混じった表情が何とも言えない。そしてアンジェロの母親のジェスチャーには笑った

男同士の友情のみならず、男と女、親と子、夫と妻、二方の意識の推移や感情の揺れが芳醇な香りを放ち作品の中に苦渋の色が滲む。そしてこの物語の受け渡される記憶の先にいたく感銘する。受け渡された記憶がゆっくり熟成されてゆくのが想像出来るからだ

『ハートの問題』小太り禿げ頭で色男のアルベルト、家庭を大事にする堅実派のアンジェロ。出逢う筈のない対照的な2人が共感しあう心の拠り所は次第に厚みを増し共鳴へと変わっていく後半、"映画の詩"の存在に見る者の詩的な感受性が誘引される秀作。

良かった〜！真木よう子のベッドシーンを軽々と越えた本年度一番の（BL）ベッドシーンに笑いながら号泣。も一度見たい大好きな作品に出逢えました。１９日まで。お見逃しなく。http://www.vivaitaly-cinema.com/

【ハートの問題】続) 互いに気遣いあえる二人、魅力溢れる人物たちがとても丁寧に描かれているから、物語への求心力がハンパない。特にアルベルトの人懐っこさが温かく癒される。心が震え胸締め付けられるシーンがいっぱい…文句なしの傑作。 #映画

【ハートの問題】心臓発作を起こし救急救命室で出会った脚本家アルベルトと自動車修理工アンジェロが、分かちがたい絆を築いていく感動作。伊達眼鏡、女性下着、煙草…そして秒針の刻む音が登場人物たちを切なく、着々と結びつけていく。 #映画

ヒューマントラスト有楽町でViva!イタリア『ハートの問題』を鑑賞。病院の治療室で意気投合した男の友情を描いた映画。二人の会話や家族の会話楽しかったりするけど、死んだら絶対許さないっていう妻の言葉が印象に残る。楽しくしみじみでした。

Vivaイタリア 『ハートの問題』鑑賞！病院の集中治療室で知り合った見た目や性格が正反対の男ふたり。彼らの友情、周りの人々との愛情を描いた作品。予想がイイ意味で裏切られた。感動したよ。ホント男の友情ものに弱い私。#movie

そういや昨日は『ハートの問題』っつう作品を観たんだが、その作品より上映前の予告に泣いたっつうねｗｗ最近予告の方に泣く方が多いってどゆことｗｗ