ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア! - ハード・デイズ・ナイト

『ハード・デイズ・ナイト』深夜テレビでかぶりつきで見た思い出。アイドルバンドのセミドキュメンタリー風、モノクロという慧眼。リチャード・レスターのポップでユーモラスな演出もマッチ。旧題『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』が本当にあっている若さと躍動感溢れるビートルズ。

『ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア! - ハード・デイズ・ナイト』★★★★☆

若きビートルズメンバーの悪ガキぶりはキュートに感じられ、そんな彼らを全速で追い掛ける黄色い声援たちの熱狂ぶりも半端ない。 時代特有の持ち味もあって全体的にお洒落に感じられるが冷静になってみると作品内容は至って平凡

『ハード・デイズ・ナイト』ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!っていうタイトルの方が似合ってる只々ビートルズがふざけてるのとスタジオでバンド演奏をする映像の羅列。４人がふざけてるのを見るとミニオンズの悪ふざけを見ているみたい。

『ハード・デイズ・ナイト』ＤＥＬＴＡ　ＳＹＳＴＥＭ　Ｎｏ．５と云うのを使った今でいう爆音上映の元祖。旧新宿ピカデリーにライブ用の巨大スピーカーを持ち込んで曲パートだけ爆音で、ドラマパートは普通のレンジで上映するってスタイルでした。

『ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!』アイドル映画の最高傑作。ＰＶが当り前ではなかった時代に衝撃だっただろうな～