ジョギング渡り鳥

映画『ジョギング渡り鳥』鑑賞atサンクスシアター。ワークショップ作品とは聞いていたが、想像もしていなかった複層構造に驚く。それぞれのエピソードがまとまりなく展開するのでストーリーテリングはわからないのだが、彼らが生きる時間空間を味わったようで「映画を観た」という実感がある。

『ジョギング渡り鳥』「恋人たち」「ハッピーアワー」の様な俳優ワークショップ作品。前2作と異なり修養過程そのものの中で生み出された。「役を演じる俳優のドキュメント」という側面が最も大。通常の劇映画の虚構性、ドキュメント性をも逆照射する

『ジョギング渡り鳥』喪失感を持った人々が一歩を踏み出すまでを描いた群像劇、異星人が人間の感情を学ぶSF、突然映画という枠を飛び出してくる撮影風景、これらの要素がラストのカチンコに集約された時、斬新で貴重な映画体験ができたと思った。

鈴木卓爾監督『ジョギング渡り鳥』 すごく心穏やかに温まる作品 ヴィム・ヴェンダース『ベルリン天使の詩』の2人の天使が、今回は全演者がモコモコ星人となり大勢でやって来ました！みたい 個人的には柏原隆介さんがツボ過ぎ 笑

『ジョギング渡り鳥』 コメントの難しい映画だった。ドタバタ珍道劇というのが適当なコメントかな｡｡｡機会があれば観てください。（157分と長いですけど） #eiga

たまには告知しないとね。とうとう公開まで1ヶ月を切りまして、新宿K’sCINEMAで【ジョギング渡り鳥】が3/19宇宙最速公開でございます。監督は鈴木卓爾さまでございます。これだけ言っておいて私ただの部外者のファンでございますが是非。https://t.co/Blejy6CMG4

ジョギング渡り鳥終盤のカチンコ鳴らすとこ、今思い出しても鳥肌が立つ。

K's cinemaでの満席の最終日、映画「ジョギング渡り鳥」観てきた。ちょっと長いから興味が途切れる時間もあったけど、なんだか気持のいい映画だった。なんだろ。じんわりした幸せがジュワって溢れてる感じ。連結したたくさんの片想いが走り出すとこなんか、ハッとしてジーンとしちゃったし。

愛知に越してきて、『わたしの居場所だわ』と勝手に思っていたシネマテーク。そこで観る初めての映画が「ジョギング渡り鳥」だったら素敵。

ジョギング渡り鳥、もう1回観たくて結局行けなかったのだけど、バイト中 奇跡的に珍蔵さんとバッタリ出来たので元気出た。横浜でまた観るわ。

「ジョギング渡り鳥」を観に行ったもうひとつの理由は「タクシー野郎」でご一緒した小田篤さん。 小田さんは芝居は面白い、作詞作曲で主題歌も映画音楽も手がけている。恐ろしく素晴らしい才能の持ち主です。 あの主題歌頭から離れない。

ジョギング渡り鳥 これは傑作 かもしれない

『ジョギング渡り鳥』渡り鳥たちにカメラとマイク持たせるんだったら、少なくともそのシーンだけはスタッフがカメラとマイクを持ってはダメだと思った。なんで、2カメとも渡り鳥に託さなかったんだよ。

昨晩、「ジョギング渡り鳥」を見た帰りに新宿ＴＳＵＴＡＹＡに「台湾巨匠傑作選2016」のチラシ置きに行く。「ケーズシネマのモノですが…」と言ってスタッフに渡しましたが、大変、丁寧な対応で嬉しかったです。

映画『ジョギング渡り鳥』の素晴らしい主題歌を作曲作詞したという驚くべき才能もある俳優の小田篤さんについては、未だキャリア初期の井土紀州演出作(特に『朝日のあたる家』!)がベストワークにおもえます

「ジョギング渡り鳥」 何度か涙が込み上げてくる。でも、それが不思議。2回観たら腑に落ちたっておっしゃられる方もいるので、私も二回観れば腑に落ちるんだろうか…

二回目のジョギング渡り鳥は、なぜかうごうごと泣いた。 途中から急に腑に落ちて、それから号泣していた。

『ジョギング渡り鳥』を観終わって新宿の街に出ると、雑踏の光景も音も雨も、まるで映画の続きのように感じられた。視点と音声のフォーカスが複雑に入り組んで移動する独特の作風だったおかげか、映画が日常にはみ出して来た。車中のCDで音だけ聞いてもシーンが蘇る。なかなか余韻が長い映画だ。

小田篤さんは音楽畑ではないとのことだが、『三拍子のジョギング渡り鳥』は詞も曲も歌も素晴らしい。妙な説得力がある本編の弾き語りも、最後のアカペラ版の美しく切ない響きも。鑑賞後に珍しくCDまで買ってしまったが、その最後に収録されたデモテープ風のフルバージョンがまた絶品！＜続＞

＜承前＞虚構と現実が溶け合った『ジョギング渡り鳥』メイン部の画作りとは異なるラストの美しい川原の場面は、制作現場のリアルな光景のようで、カチンコが鳴った瞬間、涙が出た。あの音は、みなさんの映画に賭ける想いを結実させたサイン。「これが私たちの映画だ！」と謳い上げているようだった。