鏡は嘘をつかない

娘が男を意識し始めるところと、母親が鏡を見ながら女を取り戻すシーンが良かった『鏡は嘘をつかない』

『鏡は嘘をつかない』都会に出ないのは、この村を無くさないためと言える少女に感動。不便そうに思えた村の生活だけど、そこに暮らしている人には普通のこと。海や風景の美しさと親子が前に進む物語に心が洗われました。

『鏡は嘘をつかない』私は全く合わなかった。ワカトビの空と海と水上村という舞台が鮮やかなだけに話の抜け感のなさが残念すぎる。持続的漁業やイルカ保護の要素も中途半端。愛嬌いっぱいの優しいルモくんが唯一の救いだった。あと覗きシーンがクドい

【鏡は嘘をつかない】続) 母タユンの白塗りは暗喩的でその薄れる場面が艶かしい。青年研究員役のレザ・ラハディアンの甘いマスク、少年ルモの友人クッタが大人の恋歌をコブシ効かせて艶っぽく歌う姿も印象的。円錐型のカスアミも気になる。 #映画

【鏡は嘘をつかない】サンゴの海で漁をする人々の水上家屋、色彩の抜けるような鮮やかさに目を奪われた。行方不明の父と青年研究者との間で揺れ動く二つの心…夢想的な娘と現実的な母親の対照性。ラストで見せる娘の受け入れ方が素朴な魅力。 #映画

『鏡は嘘をつかない』には村人達が東日本大震災による津波のニュースを見守る短いシーンがあり、話の中で直接的に語られはしないのだが、スマトラ島沖地震による津波の経験がテーマになっている事が分かる。僕はあの津波をNASUMのミエツコ・タラーツィクの死と共に記憶している。決して忘れない。

『鏡は嘘をつかない』の主人公は父を慕う娘で、父の死を認め難く周囲に対して殻を作ってしまう心情が丁寧に描かれているのだが、とにかく僕は母親の事が気になって仕方なく、彼女の周辺ばかり観ていた。娘がらみでは、隣家のルモ君の幼い恋情の描写が良かった。愛の歌を披露するくだりが最高に可愛い。

『鏡は嘘をつかない』で帰らぬ夫を待ち続けているという事を示すために母は顔を白塗りにしているのだが（他にも同様の女性が登場するので、そうした習俗らしい）、貞操の鎧でもあるそれが、若い男性の存在を前に徐々に溶けて行くのが色っぽい。浮気の話ではない。死を受け入れて未来に向かうという話。

『鏡は嘘をつかない』はインドネシアの海の民、バジョ族の水上村落が舞台。遭難した父の帰りを待ち続ける母と娘の元に、ジャカルタからイルカ研究者のハンサムな若者がやって来る事で、母娘の心にゆらぎが生じ始める。美しい映像に可愛い挿話を交えて展開するが、芯に重く厳しい世界観があるのがいい。

【鏡は嘘をつかない】海中の景色も海上の景色も美しい映画。夫を失くした母と父を失くした娘が、あんなにいがみ合うのは見てて辛かった。子役たちは地元の子ということやけど、お隣の男の子がすごくよかったなー。

『鏡は嘘をつかない』試写。漁に出たまま帰らない父を待つ少女と母を描くインドネシア映画。大きな起伏はないが、1人の青年の出現が母娘の生活を大きく変えていく。詩的な世界観と、絵本を開いたように美しい映像。特に海の透明感！少年たちが可愛らしく、海に住む人々の衣食住も興味深い作品。

先週観たインドネシア映画「鏡は嘘をつかない」。劇中で登場人物が歌うラブソングがまだ耳に残っている。父親を漁で亡くした喪失感を母子それぞれの方法で癒してゆくんだけど、しみじみしたいい映画だった。

「鏡は嘘をつかない」見た。ポスターなどから勝手にしんみりした映画だと思ってたんだけど、見てみたら、「天然コケッコー」みたいだった（映画の方にあらず／主人公の境遇が似ているとか、そういうことじゃないよ）

インドネシア映画「鏡は嘘をつかない」(カミラ・アンディニ監督)見る。傑作。 海の上で暮らす海のジプシー、漂海民バジョ族の物語。お爺さんが歌う民謡のような舟唄、子供が歌う恋の歌がいいね。水をホースで流して売るお婆さんとか面白い。貧しくとも生き抜く人々に乾杯。

『鏡は嘘をつかない』インドネシアの漂海民バジョ族。漁に出て帰らぬ父を待つ少女が見る鏡は彼女の不安や希望を映す。海もまた、珊瑚や魚の豊かさだけでなく、自然破壊や天候の脅威を映す。鏡が嘘をつかないように海も嘘をつかない。父の不在を乗り越えて海と共に生きようとする少女の物語。素敵だった

映画「鏡は嘘をつかない」（6/4公開）試写。ジャカルタ生まれの女性監督作。海から帰らぬ父を待つ少女の物語。インドネシアの島、いやほとんど海の上で暮らす民族が描かれる。水面の揺れるイメージや自然、海が美しい。少女のそばにいる少年がユーモアと優しさを運ぶ。 #eiga

『鏡は嘘をつかない』父の死を受け入れられない少女とその母はとことんいがみ合うけど、実は母親も同じ気持ちだったんじゃないかな。海洋学者にほのかな想いを寄せたり、その一方で幼馴染につれなくしたりという、少女のこの世代らしい気分がうまく出されてる。震災の報道場面では思わずハッとした。

自分用メモ、シネリーブル梅田現在公開中⇒映画『鏡は嘘をつかない』公式サイト https://t.co/8d5bWQCRhu

インドネシア映画「鏡は嘘をつかない」観てきた。なかなかディープなインドネシアを知ったな〜。海上で生活する人々と海や空の美しさ。主人公の少女パキスがこの村の生活の過去と未来を暗示していたみたいな気がした。。円錐形の蒸しパンみたいなカスアミ、美味しそうで気になる。

『鏡は嘘をつかない』インドネシア映画。母親と先生の交流よりも子供たちの恋愛に胸アツ！白い砂浜青い海蒼い空の下で子供たちが自作の愛の歌を歌い上げる！胸がキュンキュンした！