ハッシュ！

『ハッシュ！』9/10点。 トーンは穏やかだけど、僕たちが信じてしまっている常識を崩そうとする。すぐにそれはできないかもしれないけども、それから外れた彼らの幸せを確かに願っている。彼らだって外れたくて外れたわけじゃない。

『ハッシュ！』高橋和也＆田辺誠一カップルがすげえリアル。

『ハッシュ！』ゲイカップルと女の奇妙な関係が絶妙。俳優陣が上手かった！子供作っちゃって育てる話なのかと思ったら、そこに至るまでの話でそこも面白かった。

『ハッシュ！』今作も役者陣が素晴らしい。秋野暢子のなにが怖いってあの首の曲げ具合だったりする。最初のシーンからムンムンとさせて酷い息苦しさ。で、光石研。相変わらずかっこいい。すっと座って煙草を吸い、すくっと立ってビンタしてたよ。

『ハッシュ！』鑑賞。田辺誠一がゲイっぽく見えないのをリアルさと言っていいのかどうか。話も時間をかけた割に深くも広くもない。ダラダラっとしてしまって退屈だった。

『ハッシュ！』☆☆☆☆　好き！

『ハッシュ！』観た。ゲイのカップルと一人の女性の奇妙な関係を描いた作品。今丁度、公開中のゼンタイ同様、女性の描写が「この監督、女性の事嫌いなんだろ？」って位キツイ描き方をしてる(笑)まあ、この3人の関係性は現実じゃ真似できないわな。

『ハッシュ！』これぞ新しい同性愛の形！同性愛でも家族は作れる！って、現実にこういう家族っているのかな。いたら色々大変そうだなぁ。

『ハッシュ！』色々な愛の形、価値観がある中で、それが衝突した時のムチャクチャさ。第三者として観ているこっちは可笑しくってしょうがない。田辺さん凄いな～。役を選ばないっていうか何と言うか。

『ハッシュ！』子供が欲しいっていう欲望が皆無な自分自身としては、なじぇに？？と思うけれども、彼らが欲しがってるその様子は愛おしく切実。リアルじゃ育児放棄なんてこともしょっちゅうニュースに載る時代だのにさ。映画の中の彼らは正しいのだと思う。

期待が大きすぎたか。やや気になるのは、「世間」や「日常」の描写が大袈裟なこと。豚カツ屋・兄弟夫婦（ぐるり）・無知な家族　そば屋・いい加減なセックス・タクドラお父さん（本作）。演出はリアルだが、キャラクターはリアルというよりコミカルに感じる。

『ハッシュ！』孤独な人間同士が触れ合うことで再び前を向いて生きていく。他人からの介入によって生き方を一つに決める必要はない。余談だが橋口監督曰く実際にオランダではスポイトで赤ちゃんつくれるらしい。

『ハッシュ！』橋口亮輔監督の高い演出力を感じる。

『ハッシュ！』生きる糧に子供が欲しい女と、それに振り回されるゲイのカップル　道徳観念や色眼鏡は外して見れば、結果3人の関係がすごく楽しそうで羨ましい気がした。秋野暢子のキツイ物言いが世間一般の意見でも、10年たった今時代は変わってるかも…

『ハッシュ！』。退屈な日々を送る自分を充たしてくれる、仲間と明日への希望。同性愛者二人を取り巻く人々の、複雑な関係性と感情をコミカルかつシリアスに描いた巧みな一本。とにかく俳優陣が素晴らしい。まるで現実をそのまま投影したかの様なリアルな演技は見事の一言。安心の光石研。良作。☆4

『ハッシュ！』可笑しな人たちの普通の日常⁉最初から最後まで一定の空気感のまま進んで行く感じは心地よい。