ヒーロー・ネバー・ダイ

映画『ヒーロー・ネバー・ダイ』鑑賞。抗争の果てに愛する者を失った２人の殺し屋が「共闘」して復讐を果たすという、なんという哀愁漂う内容だろうか。『上を向いて歩こう』が編曲されて使われているのもますます哀愁を漂わせてよい。ガンアクションよりも孤高の主人公たちの格好良さが際立った。

カッコイイ挑発、子供っぽい競い合いなど余裕のある遊び心が効いている。そして痺れるようなショットの連なり、フレッシュなアイディアが光るアクション。プロットとしてはシンプルなものだが、演出の妙と詩情が、なんと気高い物にしていることか！。

『ヒーロー・ネバー・ダイ』私りよんこと黎明は地味すぎてスルーだったんだけど、やだトー様が撮るとなんでこんなに色っぽいの？！初めてりよんに萌えた(笑) クライマックスの銃撃戦は美しく切なくてかっこよすぎ！あー、泣けた(涙)

『ヒーロー・ネバー・ダイ』この映画を見てからというものSUKIYAKIのメロディーを聴くだけで目頭が熱くなる。

『ヒーロー・ネバー・ダイ』ジョニー・トー版『男たちの挽歌』。やはりこの人の銃撃演出は素晴らしい。特にラストのナイトクラブでのガンアクションが傑出している。練られた照明設計や自然光をふんだんに取り入れた撮影も高水準。

『ヒーロー・ネバー・ダイ』近年のジョニー・トー作品に見る男同士の友情（というか義理というか）を表現するワインのシーンは待ってました！と言わんばかり。カッコ良さを見るならやっぱりこの監督は信用できる。

「ヒーロー・ネバー・ダイ」最高過ぎてまだ頭がくらくらしてる…

『ヒーロー・ネバー・ダイ』とことんまで落とされても立ち上がり突き進む男たちのなんと美しいこと！物語の流れも時々省略があるものの、そこにも想像を及ばせる展開になっているのもいい。そして観た後はやっぱり赤ワインが飲みたくなる。あとパンにもがっつきたい。