牝猫たち

『牝猫たち』日活ロマンポルノ・リブート。3人のデリヘル嬢の性というファインダーを通して見る現代人の渇いた人間模様。明け透けな関係のようで、互いに境界線内へ踏み込ませないしんどさ。身体と心の解離が物悲しい。男の描写に胸がチクリとした。

『牝猫たち』日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト。私の好きな白石和彌監督がポルノを撮るとどうなるのだろうと興味津々。今日をなんとなく生きる中にしんどさと侘しさと切なさが交差する。でも逞しかったりもね。大怪獣ガッパは日活ゆえ登場？

映画『牝猫たち』鑑賞。三者三様のデリヘル嬢の群像劇。それぞれに立場も上客も違い、女性たち自身での相互作用はないものの、84分の中に性をキーポイントとした３つの物語がちゃんと見えて面白かった。ネットが絡んでお店自体が何度も揺れるのも面白かったポイント。

『牝猫たち』登場人物達のそれぞれが抱えている問題に対して彼女達の動向とストーリーがうまくマッチしていてロマンポルノらしからぬ出来栄え。それでいてストーリーとロマン部分もうまく融合していて両面から楽しめる作品になっている

『牝猫たち』今回のリブートはそれぞれ良い評価を聞くがさすがに1本に絞ろうと最も観たい監督でこれを．「まぁこんなもんかなぁ」という感想．いや，悪くはないけど，良くも悪くもこのブランドって敢えて一定レベルより「深く」しようとしないよね

『牝猫たち』女性から観て、3人それぞれの行動に共感する部分があり、胸がチクりときた。

『牝猫たち』7/10点。 ユニークなキャラクター造型と生真面目な社会性との間落差が彼の監督作の面白さだと思って、そういう意味で今回はそのどちらもイマイチだった。少なくとも3人は並列ではない。面白いところもあったけど。

『牝猫たち』鑑賞して、一夜明けて、じわじわ来てる。いまの映画だ。時代の鏡だ。大変精度のよい鏡だ。登場人物の息遣いひとつひとつがこちら側に迫ってきたし、また雅子に、結依に、里枝に会いたくなる。おにーちゃん達にも。次は池袋で観たいなぁ。

『牝猫たち』子守青年の話のつづき。服装とかたたずまいとか妙にリアル。こーゆーコいるいる。迎えに来ない母親にブチ切れるのは彼の心になんらかの地雷があったのかなぁとか。もう一度観たら更なる発見がまたありそう。明日が最終日なのか。ぐぬぬ。

『牝猫たち』つづき。あそこで「ガッパ」はズルいよなぁ。子守青年はおもちゃ持ってたぐらいだから「ガッパ」好きなんだよね。汚部屋に住んでいながらの子守ってところから、あれこれ想像が膨らむ。前出↓の終盤の彼が怒りながら吐く台詞と併せて。

『牝猫たち』つづき。里枝と金田さんの絡みも、ポジションが反転する箇所はスリリング。物語の陳腐化に対する抗いとゆーか、意地みたいなものを感じた。反面、雅子と高齢ひきこもり君とのやりとりはもう少し掘り下げて欲しかったかも。悪意と孤独。

『牝猫たち』つづき。池袋の空気がばっちり取り込まれてあるのも好ポイント。まるで彼女たちが実在しているかのよう。シングルマザーの結依を「訳ありでも母性強し」の線に落とし込まなかったところや、子守青年の言い分は結局…な幕引きも好い。

日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト「牝猫たち」鑑賞。まずキャストの素晴らしさ。メイン女優3人、そして彼女たちに関わるひとびと。ロマポにしては登場人物多いかな？ってのはあるのだけれど、誰ひとりとして欠けてはならないですし。

『牝猫たち』白石和彌監督によるロマンポルノのリブート作。３人のデリヘル嬢の性を通した生き様と人間模様。確かにこれは“ロマン”ポルノですね。全編アフレコなのも独特の雰囲気があって良かったです。

『牝猫たち』みる。

『牝猫たち』鑑賞。『ケロロ軍曹』OPを角田信朗と一緒に歌ってた井端珠里がこんなあられもない姿に（笑） デリヘル嬢の三様の生き様を楽しく見させていただきました。

『牝猫たち』 この映画は可能ならば池袋の劇場で、更に言えばあの神社のお隣の池袋文芸座で観てみたい。

【牝猫たち】デリヘル嬢は全て演技と宣っているし、どの濡れ場も短く淡白なのが何とも残念なのだが、ロマンポルノというより普通のドラマとして見れば納得か。彼女等以上にお客の男たち誰もが夫々の寂しさを漂わせていて其処に引き込まれた。 #映画

『牝猫たち』俺らのあの道、あの公園、あのビル、つまりあの池袋が舞台。そこに普通にドラマがあった。進むに連れて目を見張るシーンが連続し、ラストの道端で二人が座ったいつも見ていたあの道の美しさよ。映画館を出て、街の風景が変わった。

『牝猫たち』 角田信朗といっしょに「ケロッ！とマーチ」を歌ってたあの井端珠里が、デリヘル嬢を体当たりで演じる。バストは小ぶりながら、その美しい肢体は見もの。