グッド・タイム

『グッド・タイム』は万人受けは絶対しないが、映画好きが観れば高確率で引っかかるタイプの一本。知的障害の弟と二人で銀行強盗を働いたポンコツ兄貴が経験する、悪夢のような一夜が疾走感たっぷりに描かれる。タイトルの「グッド」は強烈な皮肉だね

『グッド・タイム』出てくる登場人物がことごとくイライラするやつばかりで、はがゆい。コレ、兄弟愛を描いているのかもしれないが、犯罪に巻き込み、弟の人生まで泥沼にしているので、兄は身勝手すぎて、無責任にしかみえない。結末はお約束通りかな

＜グッド・タイム＞この作品のどこが「グッド・タイム」だったんだろう？ ⇒　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=85917310&comm_id=2326772

『グッド・タイム』正に貧すれば鈍するを絵に描いたよう、途中ブラックジョークかと思えたタイトルも最後は切ない。弟を守る事が自身のプライドを保つ唯一の拠り所として猛進する男、R・パティンソンのズタボロな色気。刺激的な映像音楽も良かった！

『グッド・タイム』「グッドタイム」というより「バッドタイム」というような展開。兄弟愛の映画だけど日本人監督みたいにウエットにあまりならない。突き放しているよな。そうかジョシュア＆ベニー・サフディ兄弟監督なんだ。

『グッド・タイム』クライム・ムービーだけど兄弟愛の映画（任侠映画ではない。ブラザー的なちょっと違うか）弟は統合失調症でディックの小説で出てくることわざテストを受けていた。兄が銀行強盗を計画して弟を巻き込む。次々と予定外なことに人を巻き込んでしまうジェットコースター・ムービー。

『グッド・タイム』/絶え間なくカッコくて緊張感ある音楽が流れてて手に汗握らされる。行き当たりばったりでその都度なんとか凌いでも、行き着く先はどう考えても袋小路。ストーリーなんてないけど、突発的で先の読めない展開にハラハラさせられた。

『グッド・タイム』鑑賞 とにかく行き当たりばったりの言動を繰り返す兄が、たった一人の理解者である弟を取り返す為に奮闘するのだが その過程で多くの人間がこの男に振り回され、人生を壊されていく過程が何ともやるせない気分になった

『グッド・タイム』★★★★★

『グッド・タイム』8/10点。 弟と兄の関係が良い。兄にしか自分を必要とされない弟と、弟しか自分を慕ってくれない兄。その破滅的共依存は暴走し、兄は犯罪を積み重ねていく。ラストに映されるあの光景は、微かな希望だと信じたい。

『グッド・タイム』​すべて行き当たりばったり、あと一歩でうまく行くかと思いきやダメになる。その繰り返しでだんだん選択肢がなくなり追い込まれていく主人公をR.パティンソンが光のない目で好演していた。音楽がめちゃくちゃかっこよい。

『グッド・タイム』絡み合った糸を強引に解いたらもっと絡まっていくって映画。関わる人がみんな不幸になる。面白かったけど、ブラックでも良いから、もう少しコメディタッチだったら、ブレイキングバッドみたいに大化けしたかも？

『グッド・タイム』めまい映画、心拍々映画、顔面アップ映画、もっと後ろの席で観れば良かったww　息つく間もなく、路線のないジェットコースターな展開で面白かった。そもそもなんで兄弟で銀行強盗なんだろうって帰り道思った。

『グッド・タイム』行き当たりばったりで空回り。中盤の衝撃はコメディかと思ったほど。最後もこれで終わりなの？って感じの不思議な映画。なんと言ったらいいのやら、やるせなさが残るばかり…

『グッド・タイム』咄嗟に上手い嘘ついたり機転は利く奴なんだけど、大局的に見るとどんどんドツボにはまっていく、その間抜けさ・可笑しさ、けれども切実な動機が呼ぶ一抹の哀しさ…　後半、弟がまったく出なくなるのは、ちょい物足りなかったかな。

【グッド・タイム】兄弟の人物像と交流をしっかり軸に据えた人間ドラマの香りがするクライム・サスペンス。兄コニーの場当たり的な行動が事態を思わぬ方向へ転がしていく展開の妙。ただ独特のカメラワークでやや入りにくい映像演出だった。 #映画

『グッド・タイム』 夜明けが必ず来るように、最初のシーンから終わり方は予感されるのに、突発的かつ論理的なパティンソンの推進力に巻き込まれるように惹きつけられた。 骨格となるようなストーリー無しに飽くことなく魅せるのは単純に凄い。

『グッド・タイム』音楽がガシガシ煽ってくる。行き当たりばったりの兄の行動が、どんどん傷口を広げる。タイトルの意味がわかるラストは切ない。ロバート・パティンソンは、『奪還者』のあたりからどんどん良い俳優になってるね。 #映画

グッド・タイム 秀逸なサウンドトラックとロバート・パティンソンの一貫してその真価を発揮し続けた演技が画の面白さを増大させている。 典型的なクライムものと比べて並外れた異彩を放っているスリラー。

『グッド・タイム』鑑賞。凄まじい顔のアップの連続で転がっていくクライムムービー。そのスピードとアイドリングのリズムのドライブ感。音楽もうねる。ロバート・パティンソンの狼のようだが兄弟愛に満ちた魅力が爆発。アップと手ブレという嫌いな筈の撮り方の緊張感にやられる。幕の閉じ方が切ない。