コクウ

『コクウ』 ★★ 父娘の血縁関係を他人の一言で表すなど語り口はサラッとしていながら内容が辛すぎる。自分に過去があるのと同じで相手にも言いたくないものを抱えてるかもしれない…と思いやる心が彼氏にあれば、まだ救いはあったように思う。

『コクウ』１８禁じゃながエロエロ全開で、これまた１５禁で良く通ったというシーンも多いが、いや結構ドラマしてるねえ。次期社長のお坊ちゃんと義父は、いかにものエロさだが、派遣の女性が彼女を心配する姿や彼氏との展開は、本気やね。

『コクウ』 このタイトルってヒロインの虚ろな心を表す「虚空」かと思っていたのだが、「黒雨」の意味があったのに今更ながら気づく。

『コクウ』 女性が必死になって現在の境遇や運命から逃げ出そうともがき続けるのに、それを男たちが立ち塞がって踏みにじるという構図は、キム・ギドク監督作品を想起させる。ヒロインの聖なる狂気を戸田真琴が熱演。

OP PICTURES『コクウ』。戸田真琴がAVではなかなか見せない陰の部分を見せつける。三輪くんのホンもいいし、撮影が本当に素晴らしかった。とみやまあゆみさん、よかった。

ピンク映画「コクウ」観了＠ OPフェス。R15+でロング・ヴァージョンになったからか、登場人物の関係性の機微がより伝わってきて、ドラマ性が濃密になった感じがしたナ。濡れ場でも欲望だけでなく、平場のドラマと地続きに人間の奥底が描かれて、ピンクであるなしを超えて映画として素晴らしい！

『コクウ』すっかり忘れていたのだが、榊英雄は『忘れがたき人々』の監督でもあったのね。あの映画もリズム感がイマイチだったりする欠点はあるが、ジョージ秋山の原作の力もあってか、かなり良い映画に仕上がっていた。あの映画のエッセンスが、本作の終盤に突如顔を出したような感じ。

『コクウ』そういった脚本の甘さは本当に噴飯もの。しかし終盤は、ATG的な挫折と悲劇の連打で、何だかよく分からんが綺麗にまとめられて、切なくて良い映画を見せられたような気分になってしまう。何だか化かされたような気分だ。

『コクウ』致命的なのは主人公の行動原理が分からないこと。ホクロを作って消す行為は、論理的とは言い難いが、あのようなトラウマに基づくことだから、フィーリングでギリギリ許すことにしよう。しかし借金を彼女が背負うことは、トラウマの解消に結びついているとは思えず意味が分からん。

『コクウ』での母親像への想い、お父さんのお尻(！)、偶然にしては「はらはらなのか。」を思わせる共通項が多くて、ラストのヒロインのシーンにもアッ！となったよ。

今日は先月共演した三輪さんが脚本を描いた映画「コクウ」にご招待頂きました。エロくてグロい素敵な映画です。R15ですが是非〜(^^) #映画 #テアトル新宿 https://t.co/E3IBO3qn4r

榊󠄀英雄監督・戸田真琴主演『コクウ』 今日（７月１２日）は、１６：３０～ サービスデイ！ わたしも見に行きます♪ ドキドキ✨ #榊󠄀英雄 #戸田真琴 #コクウ #ＯＰフェス https://t.co/Uj9uJzcwZH

「コクウ」はオトコで在ることが厭になるような映画でしたがー。その分女優陣は切なく美しく。朋美と潤の初めて、のシーンはピンクの鏡のような出来。そして舞台挨拶で川瀬氏が着ていた「キャリー」のTシャツはやはり狙ったのか...（違う舞台挨拶でも着ていた気もするので、違うかw）

『コクウ』。オリジナルより、戸田ととみやまの出会いと別れが追加され、高橋が川瀬に殺害されるなどのシーン、和田光沙のデリヘルシーンも長くなっている。完成度は高いが、DV義父一人の為に破滅に進んで行くしかない戸田と可児、エリート社員山本にいたぶられる派遣とみやまと、物語は陰鬱。

ピンク映画で女優が濡れ場を演じるのは言ってしまえば至極当然のことだけど、榊英雄監督『コクウ』でとみやまあゆみさんの濡れ場を見たときは、何となく居ずまいを正してしまった。凄く力のある濡れ場だったけれど。

最近『コクウ』という映画を観て、主演の戸田真琴さんをとても気に入ったのだが、とりあえずこんな画像を見つけてしまい、自分がサインをいただいたような気になっている。 https://t.co/BQEqEIW9HD

【戸田真琴イベントレポート】 先日テアトル新宿様にて開催された、まこりん初主演映画「コクウ」舞台挨拶イベント✨✨✨ 麻雅庵様の取材レポートが東スポ裏通りWEB様にてUPされています。 ぜひ読んで下さいませ✨✨✨… https://t.co/qJ8yLJ3yi2

テアトル新宿OP PICTURESフェス最終上映『コクウ』の舞台挨拶。戸田真琴は「普段はAV女優ですが、今日は女優としてこのステージに立ちたいと思いました」榊監督は「AV女優だって女優です」とすかさずフォローしましたが、私は戸田真琴の映画への畏敬の念から来る言葉と感じました

『彼女の人生は間違いじゃない』本作に興味を持った理由として「『コクウ』を見て釈然としなかった部分を本作が埋めてくれるような予感がしたから」と書いたが、その読みも正解だった。本作においても、みゆきが何故デリヘル嬢をやらねばならないのか、その理由は具体的には全く語られない。

OPフェスで入手したカードたち…「コクウ」でもっとも胸がアツくなったシーンを最後に貰えたのは嬉しいかぎり。 https://t.co/bPfLoY8I87