マッドバウンド　哀しき友情

『マッドバウンド　哀しき友情』濡れた砂袋でぶん殴られた級。語り部は次々代わり、あの時代のあの場所にいた人々の言葉はその地に落ちて消えたり、微かに未来に繋がったりしたのか。見事な群像劇でとても重い。こういうのを劇場未公開にしちゃダメ。

【マッドバウンド 哀しき友情】大戦直後ミシシッピの農場で働く白人家族と黒人家族の交流と諍い。凄惨な人種差別。一方で描かれる、女好きの白人ジェイミーと優しいが愚直な黒人ロンゼルとの友情…その育まれていく過程が堪らなく心に沁みた。登場人物達のモノローグが味わい深い。秀作。 #映画

『マッドバウンド　哀しき友情』人種差別、戦争、貧困、家族。過酷な生活と、悲惨で残酷な出来事に打ちのめされ、それでも希望を見いだし生きていく人々の力強さに感動した。素晴らしい心に残る映画だった。

『マッドバウンド　哀しき友情』黒人差別だけでなく、女性、貧困、戦争など様々な背景の中で描かれる濃密な人間ドラマ。泥のぬかるみに足を取られ前進できないアメリカを見てるかのよう。それぞれの〈哀しき友情〉も切ない