セメントの記憶
みんなの感想/評価
coco映画レビュアー満足度
75%
- 良い3
- 普通1
- 残念0
総ツイート数
22件
ポジティブ指数100%
公開日
2019/3/23
配給
サニーフィルム
上映時間
88分
解説/あらすじ
中東のパリ、ベイルート。地中海を眺望する超高層ビルの建設現場でシリア人移民・難民労働者たちは静かに働いている。ある男が、出稼ぎ労働者だった父がベイルートから持ち帰った一枚の絵の記憶を回想する。絵には白い砂浜、青い空、そして2本のヤシの木が描かれていた。男が少年の頃初めて見た海の記憶だ。待ち焦がれていた父の帰還に少年ははしゃぐ。顔を撫でてくれた父の手はセメントの味がした。父は少年に語った。“労働者は戦争が国を破壊し尽くすのを待っているんだ”。男は異国で、父への想いを巡らせる――。
[ Unknown copyright. Image not used for profit. Informational purposes only. ]
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
-
【セメントの記憶】 難民労働者たちの陰鬱な生活と、回想として紐解かれるシリア内戦の惨状とがアーティスティックな映像で融合するという…何ともミラクルなドキュメンタリー。解説はほぼなく見事な音響と驚異的な映像優位作品。高層ビル建設現場がまるで解体現場の様にさえ見える不思議。 #映画
良い -
名演小劇場で『12か月の未来図』を観てから、名古屋シネマテークに移動して『セメントの記憶』を観た。パリ郊外の移民地区の困難校に赴任したエリート高校の教師と多様な生徒たちが産み出す希望の光。「天空の建設 地上の破壊」を詩的な映像で構… https://t.co/vSsCZRfxP9
-
ドキュメンタリー『セメントの記憶』観賞。内戦終了のあと、荒廃したベイルートに超高層ビルが次々と建設されているのだが、建設に仕事を求めてさ迷うシリア難民が過酷な環境での労働を強いられている。このスクラップ・アンド・ビルドを限られたこ… https://t.co/eELoqXHWoJ
-
私にはツライ鑑賞だった。映像美と出来事の暗喩表現、かつてのレバノン今のシリアとか評価高いのはわかる、が私にはメッセージ性の強い音楽の無いMVを延々見せられているようで…→映画「セメントの記憶」 世界が称賛する理由|けさのクローズア… https://t.co/57JGTWKPx4
-
映画「セメントの記憶」、鑑賞。原題は「Taste of Cement」。レバノンの首都ベイルートの高層ビル建設現場で働くシリア人移民労働者の姿を追ったドキュメンタリー。インタビューもなくナレーションも最小限。私が普段観る映画が小説… https://t.co/720o259nDJ
-
渋谷で映画「セメントの記憶」を見た。騒がしい今日、心はベイルート、シリアへ。沈黙と轟音、波の音からパーソナルな声が聞こえてきた。衝撃の映画体験で数年ぶりに映画のパンフレットを買い、とても静かな気持ちで読み返した。予告編。… https://t.co/K4Rbw4uVVK
-
十三の「第七藝術劇場」で「セメントの記憶」観て、ロビーに出たら内田樹さんそっくりのおじさんが座っていて、まさかなあ・・・と思っていたらやはりご本人だったのか! https://t.co/6bot5TzCp5