ソン・ランの響き
みんなの感想/評価
coco映画レビュアー満足度
100%
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総ツイート数
54件
ポジティブ指数94%
公開日
2020/2/22
配給
ミカタ・エンタテインメント
上映時間
102分
解説/あらすじ
80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。借金の取り立て屋ユンは、ベトナムの伝統歌舞劇<カイルオン>の花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。初めは反発し合っていたふたりだったが、停電の夜にリン・フンがユンの家に泊まったことをきっかけに心を通わせていく。実はユンはかつて<カイルオン>には欠かせない民族楽器<ソン・ラン>の奏者を志した事があり、楽器を大切に持っていたのだった。一見対照的だが共に悲しい過去を持つふたりは、孤独を埋めるように響き合い、結ばれる。やがてこれまで感じたことの無い気持ちを抱き始めたふたりは、翌日の再会を約束し別れる。しかし、ユンが過去に犯したある出来事をきっかけに、ふたりの物語は悲劇的な結末へと突き進んでいく――。
©2018 STUDIO68
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
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【ソン・ランの響き】全く違う世界に生きながら共有できるものを持ちあわせたユンとリン・フン。二人の男がお互いの何処に惹かれ合っていくのか、抑え目ながら良く描写されていた。ユンの希求と哀しみが胸に滲みるだけに、この着地は深く刺さった。伝統歌舞劇に心情を重ねる演出も巧み。 #映画
良い -
『#ソン・ランの響き』ピュアな魂を持ちながら取立て屋として荒んだ生活を送る青年がベトナム伝統芸能カイルオンの花形役者と出会い本来の自分を取戻そうとする。月光の下プラトニックな若者二人を包むドイモイ政策前夜の古い街並みがとても美しい。
良い