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逃げた女

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coco映画レビュアー満足度
62%
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総ツイート数
225
ポジティブ指数92
公開日
2021/6/11
原題
도망친 여자
配給
ミモザフィルムズ
上映時間
77分
解説/あらすじ
5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めてひとりになった主人公ガミは、ソウル郊外の3人の女友だちを訪ね、再会する。バツイチで面倒見のいい先輩ヨンスン、気楽な独身生活を謳歌する先輩スヨン、そして偶然再会した旧友ウジン。行く先々で、「愛する人とは何があっても一緒にいるべき」という夫の言葉を執拗に繰り返すガミ。穏やかで親密な会話の中に隠された女たちの本心と、それをかき乱す男たちの出現を通して、ガミの中で少しずつ何かが変わり始めていく。
© 2019 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
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未鑑賞
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coco映画レビュアーの感想 Twitter上の反応
  • maru_a_gogo
    『逃げた女』夫の不在中、主人公が3人の友人を訪ねる。特に何事もなく、それぞれの近況を話す。見ているうちにとても不安になる。主人公の夫は実在するのか?男性の顔がハッキリ映らないのも象徴的。嫌いじゃないけど、キムミニだからこそかも。
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    普通
  • renn6161
    『逃げた女』ぎくしゃくとズームアップされる会話シーン。海の中の砂洲。山の稜線。年上の仲の良かった女性たちとの時間は、慰めの天使がそこにいるかのよう。男たちの姿や言葉で少し壊れるが、損なわれることはない。感覚的に「よくわかる」物語だ。
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    良い
  • adusan31
    『逃げた女』ー。あまりにも何気ない会話。説明はされない。掴みきれなさを抱えながら進む。たくさんの余白。彼女は何から逃げたのか。ずっと考えている。もうとらわれている。
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    良い
  • adusan31
    『逃げた女』ー。夫の出張中に3人の友人と会う。とてもシンプルでミニマム。なのにこんなにも映画になっていて戸惑う。映画にならないことなんてなにもないのか。違うか。ホン・サンス監督だからか。恐るべし。
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    良い
  • tsuccheee
    51本目『逃げた女』(@gardens_cinema)。旧交を温めるガミと3人の女性。一見親密な会話も本心を語っているとは限らない。夫と5年間一度も離れたことないのは本当なのか。「逃げた女」とは結局誰?観る者の妄想を促すような映画。
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    良い
  • 4410_Kupa
    『逃げた女』(20/韓) わけありげな女性が知り合いのもとを訪ねては意味ありげな会話を繰り広げるだけのちょっと不思議なテイストの会話劇。極力カット割りを行わずパンとズームを多用する画面作りも独特の雰囲気を醸し出している。
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    普通
  • aoyadokari
    『逃げた女』三件目は居眠りこいてわからなかったが最後に男の人が出てきたからあれが夫なんだろうと。そして、どこにも行き場がなくなって映画館に逃げ込む。中島みゆきの歌みたいだな。80年代の日本の情景がいま韓国に移って、発展しているのだと思う。日本が停滞しているぶん。
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    良い
  • aoyadokari
    『逃げた女』そんなことがあるのかと不思議に思うのだがタイトルが示していた。最初の家では女性同士の気ままな生活。野良猫にエサを上げるので近所から苦情が来るが上手くかわしていく女性。そして、二軒目は一人暮らしの年下のストーカー男に付きまとわれながら二階の別居中の男に気持ちがある女性。
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    良い
  • aoyadokari
    『逃げた女』そこに観られるのは韓国女性の自由な生き方。ちょっとハイセンスなミドル・クラスの女性たち。映画がその時代の憧れを示すとしたら、そのような映画なのだ。ただここで男は不要な存在だった。最初の女性同士暮らす先輩の家で、5年も夫と離れたことがないと信じられない話をする。
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    良い
  • aoyadokari
    『逃げた女』キム・ミニは『お嬢さん』観てからふぁんなんだが、ホン・サンスとはより素顔っぽい演技で物語というよりエッセイ的な映画。韓国女性の日常風景をさりげなく描く。主に会話体の映画でコントといえる。キム・ミニのヒロインが女友達(先輩)を訪ねてそれぞれの生活を伺うという映画。
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    良い
  • lonegothdog
    『逃げた女』劇場で鑑賞。5年の結婚生活で初めて夫と離れ、一人になった女性が温める三つの旧交。窮めて淡々と語られる訥々とした会話劇は実に奥行き深く、その余白で漂う其々の懊悩に只管思いを馳せる。俳優陣の自然体の好演にも舌鼓を打つ秀作です
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    良い
  • uoa3
    【逃げた女】女性たちの穏やかで普通の会話の中にある気付き。男性は面倒の象徴。彼女は何を思て髪切ったん?夫はほんまに出張なん?妄想サスペンス劇場が浮かんでは消える。また劇場に戻る彼女の心中は?モノクロからカラー。余白を楽しむ作品
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    良い
  • ma_MJ
    『逃げた女』ホン・サンス監督でキム・ミニ主演を観るのもこれで3本目。アメリカを意識している韓流系ではなく、ヨーロッパや日本映画を意識している点で高評価なんだけど、睡魔と戦わないといけないのは内緒。でも女性陣は皆可愛いなー。
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    良い
  • spau_39
    『逃げた女』20210627@シネマカリテ
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    良い
  • Mock_Turtle99
    『逃げた女』登場人物の関係性について、詳しい説明がないまま、ただ、女性たちのリアルな会話を観ているかのような長回しの会話劇。何故、主人公は、次々、旧知の女性たちに会いに行っているのか。タイトルの意味するところは? 色々意味深で深い。
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    良い
  • TaulNcCar
    『逃げた女』鑑賞。より構成と「見る」ことに拘った会話劇。女性と猫と鳥は愛で男は見せない。あの雰囲気の良さはそのままに3つの断片的なパートナー話と突然の男がキム・ミニを刺激する。そんな主観と客観での揺らぎは映画の海へ舞い戻る。毎度公私混同も含めホン・サンス劇場は匂わせ一杯で面白い。
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    良い
  • Pooh_kuru_san
    『逃げた女』5年間の夫婦生活、孤独な現実をそこはかとなく理解してしまったガミは映画館の暗闇へ舞い戻る。核心を避ける旧友達との会話は、自身と語らう禅問答の如く、不穏の漣は小さく浸食していく。タイトルの真意や其々のその後がジワジワと迫る
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    良い
  • MoviesCircle11
    『逃げた女』 始終、女性同士の会話劇。 上映時間の99%が会話劇。色々な意味ですごい。 しかも語られない要素があったり、(わざと)言葉足らずなトークをして、観客の想像力をかきたてる。
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    普通
  • shoccco
    『逃げた女』初ホン・サンスで独特なカメラワークは苦手だけど、静かに淡々と撮る手法で謎めいていた。夫の出張中、先輩や旧友との再会は何をもたらしたか。波の映画を観に再び映画館に戻るとモノクロから色付いており彼女の胸の内を覗いた気がした。
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    良い
  • bashix4
    『逃げた女』 人生の一部分を切り取った、余白のある映画だった 最初の時点の彼女と最後の瞬間の彼女はもう同じ考え方ではないし、家に帰ってからどうなるのか気になるストーリーだった
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