はい、泳げません
みんなの感想/評価
coco映画レビュアー満足度
74%
- 良い18
- 普通3
- 残念3
総ツイート数
2,060件
ポジティブ指数85%
公開日
2022/6/10
配給
東京テアトル リトルモア
上映時間
113分
解説/あらすじ
物語は現代。大学で哲学を教える小鳥遊雄司は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。人間と水の関係についての頭でっかちな理屈ばかりをこねて、水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に通い始めることになる。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めたのが水泳コーチ・薄原静香だった。静香が毎日教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。それは、ある理由で水をおそれることになった雄司の苦しくも再生の日々だった――。
©2022「はい、泳げません」製作委員会
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
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『はい、泳げません』タイトルと冒頭のシーンからコミカルなストーリー展開を予想していたが、ちょっと暗めのファンタジーな要素を多分に含んだ不思議な映画だった。興収的に苦戦してしまったようだが、ぜひ原作を読んでみたい。 #eiga
普通 -
『#はい泳げません』水を恐がるインテリ教員が展開する様々な哲学的屁理屈と共に学ぶ妙齢なご婦人達の反応に笑ってしまうが実は悲しいトラウマに苦悩する真面目すぎる男の再生と再出発物語。折り目正しい長谷川博己と凛とした綾瀬はるかが素晴しい。
良い -
#はい泳げません 💧幻想と妄想。希望と願望。認識と記憶。ニヒルな先生。人間の目は網膜に映っていないものまで見ているんだなぁ、という映像。もちろん、音も。綾瀬はるかの歯切れの良い先生口調と、長谷川博己の哲学的屁理屈がベストマッチ。
良い -
#はい泳げません 過去は変わらず、前にも進めず感情と理屈に揉まれ水面をもがく男。想像以上に深い傷をミスマッチすれすれのコミカルさと、自由な映画的技法が癒していく温かく豊かな再生。苦しくても息継ぎしながら生きなくちゃと滑稽に誠実に伝う
良い
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