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ロストケア

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coco映画レビュアー満足度
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424
ポジティブ指数97
公開日
2023/3/24
配給
日活 東京テアトル
解説/あらすじ
早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典。彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか? 大友は真実を明らかにするべく斯波と対峙する。「私は救いました」。斯波は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何なのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人事件を起こしたのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、真相に迫る時、大友の心も激しく揺さぶられる。
©2023「ロストケア」製作委員会
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coco映画レビュアーの感想 Twitter上の反応
  • usako_usagiclub
    『ロストケア』原作は未読だが、読んでみたくなる秀逸な展開。話題性や観客動員を考えてだろうが、検事役の年齢設定が若すぎる気が。主人公が口にする「安全地帯」は決して他人事ではない。介護家族だけでなく、介護士が抱える問題に言及した点も◎
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  • uoa3
    【ロストケア】42人を殺した介護士…とても重いテーマ。検事も身につまされる彼の言葉に、そやなぁ、いやいや、を繰り返す複雑な思い。圧倒的!柄本明に泣かされる。対峙するラストシーンに息をのむ。
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  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』11)だからこそ、本作は菅義偉がコメントする映画にふさわしい。彼の理想的な国家を映画でみせたのだから。
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  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』10)認知症、寝たきり、いろいろな死を目前にした人と、これからも生きていく人々たちは本作では必ずしも描かれない。なぜならそれが私達自身なのだから。殺害する人も、裁く人にもなり得ない場所にいる。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』9)安易な当事者主義なことは共感ではなく零落されてしまう。私たちは共感はすることはできるけれど、一体になることは出来ない。だからカントに戻ってくる。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』8)ケアをいつするかもわからない、されるかもわからないというのは何なんだろう。高齢者介護のみを限定とされると、本作はおそらく優勢思想を排除しようとした描き手を裏切ることになる。そもそも私たちは迷惑かけて生きてきたよね?
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』7)おそらく誰も指摘しないところだからいうけど、ケアラーを辞めたある職員が風俗嬢になるシーンがある。でも実は逆でヤングケアラーが風俗嬢になっている。ケアをするために学校に行けず、就労先が性風俗であり、AV女優。
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  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』6)本作を観ていて、菅義偉と同じくずっと思い出していた映画が『子宮に沈める』だった。家族という箱、子育てと介護はケアの視点から観たら同一線にある問題で、それが家父長制とも繋がる。そしてそれが労働になるのも。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』5)もう1人専門家であり著者もある上野千鶴子にコメントを聴きに行っても良かったと思う。彼女なら相応に貧しくなりましょうのレスが来るだろうからね。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』4)本作について、キチンとしたコメントを書ける人は菅義偉だろう。何故なら首相として、この問題に自分自身の言葉で日本国内に住む全ての人に対して、総理大臣就任会見で政策として掲げたんだから。自助・共助・互助。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』3)本作は理性と感情、或いは感覚による齟齬と意思疎通をどのように為すのか為さないのかを巡る会話が随所に織り込まれている。わかり得ないことを解るということを含めて。なぜなら人間は社会的な生き物であるからに他ならない。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』2)カント著の話は原著は読んでいない。入門書の触りくらいしか記憶にない。でも理性というものがいかに危ういものであり、何かしらの理由により揺らぐことは憶えている。そして観たいものしか見ないことも。
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    良い
  • Skeltia_vergber
    『ロストケア』1)評価S。ただどこから書けばいいのかわからない。だが本作の一瞬だけ映るある本は本作の重要なヒントになる。カント著『純粋理性批判』。本作はおそらくこれが補助線。殺人鬼と検事の対立ではない。理性同士の対峙だった。
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    良い
  • trustpine
    ロストケア、観ました。40人を超える殺人を犯した介護士と対峙する検事が、介護現場の現実を目の当たりにしながらも事件の真相に迫るサスペンス。正義とは何か、誠意と殺人者を両立する松山ケンイチの芝居は圧巻です。それに応える長澤まさみの芝居も見事でした。何気に鈴鹿央士がいいですね。秀作!
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  • kiyokiyo1222
    『ロストケア』介護士の過去に同情することはあっても、犯した殺人を決して許してはならない。検察官の揺れる心情が重なって、危うい映画になっている。救世主ではないことを厳しく伝えなければ。それにしても、柄本明さんはすごかった。
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  • eichan2014
    #ロストケア』主人公二人を含む登場家族各々の立場で観る我々に究極の選択を迫る作品。そして激動と高度成長を支え懸命に生きた昭和の人々や様々な軋轢に追い詰められる介護現場の人々に何一つ報いることの無い現代日本の貧困に思いを馳せる映画。
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    良い
  • dwpcs477
    『ロストケア』将来、私がその立場になったら?と考えると怖い映画ですね。どっちの立場も無いとは言えないだけに凄い作品に出会えたと思いました。
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    良い
  • M45PaNYj3OLdzdH
    『ロストケア』 エンドロールが終わり、出口に急ぎ向かう人がいない。 こんな雰囲気は、これまであまり経験がない。 法律は万能ではない、何が正しいのか、答えはないのかな。
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    良い
  • kannnamist
    『ロストケア』いやー…もう…言葉がない 母が祖母を介護する姿を見、自分はこれから遠くない将来親の介護をする身として身につまされた それぞれの立場の考えが皆分かる 皆正しかった 役者は上手いし撮り方も上手いし重厚だった
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    良い
  • 624ken
    TOHOシネマズ新宿で『ロストケア』を鑑賞。42人をロストケアした介護士。いつ自分が介護する側、される側になるかわからないので他人事ではすまない。でも目を背けたくなる現実です。自分にはとても介護士は無理だな。苦しくなる映画だった。
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