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アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台

みんなの感想/評価
「アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台」のポスター/チラシ/フライヤー
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coco映画レビュアー満足度
88%
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総ツイート数
42
ポジティブ指数100
公開日
2022/7/29
原題
Un triomphe
配給
リアリーライクフィルムズ
上映時間
105分
解説/あらすじ
囚⼈たちの為に演技のワークショップの講師として招かれたのは、決して順⾵満帆とは⾔えない⼈⽣を歩んできた役者のエチエンヌ。彼はサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演⽬と決め、訳あり、癖ありの囚⼈たちと向き合うこととなる。エチエンヌの情熱は次第に囚⼈たち、刑務所の管理者たちの⼼を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。しかし思いも寄らぬ⾏動を取る囚⼈たちとエチエンヌの関係は、微妙な緊張関係の中に成り⽴っており、いつ壊れてしまうかもしれない脆さを同時に孕んでいた。それは舞台上でもそのままに表出し、観客にもその緊張感がじわじわと伝染し始める。ところが彼らの芝居は観客やメディアから予想外の⾼評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、遂にはあの⼤劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く︕果たして彼らの最終公演は観衆の歓喜の拍⼿の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?
©2020 – AGAT Films & Cie – Les Productions du Chʼtimi / ReallyLikeFilms
coco映画レビュアーの感想 Twitter上の反応
  • renn6161
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』行きつ戻りつする日々。不条理の中で生きることを納得させていたのは誰。劇中劇の破壊力。「ゴドーを待つ」意味に触れたと思った時には胸がいっぱいに。ニーナ・シモンの最後の歌…これが描けるとは。
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  • kryptonite_jpc
    これが実話ベースのお話とは…。ハリウッド映画なら余計な掘り下げをしちゃうであろうところを淡々とリズムよく流したことで、ホロリとほろ苦いフランス映画らしい粋なクライマックスになったのかも?いやぁ、これは本当によかった
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  • tatsunosuke246
    映画『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』感想。自身は役者を諦めていないのに、教えた囚人達の方が評判になっていくジレンマ。その到達点があのラストというのが面白かった。あと、価値観は人の立ち位置で大きく変わる、という当たり前のことを再認識させられた良作でした。
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    良い
  • spau_39
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』20220827@新宿ピカデリー
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    普通
  • uoa3
    【アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台】役者としての喜びを知った受刑者たちは…大舞台でそんなことが!?まさかの終わり方にびっくり!実話をもとにした作品って知って2度びっくり!!夢中で稽古に励む姿は滑稽で感動的。自信と過信。
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    良い
  • faaaaraway
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』★★★☆☆出てる俳優が実際の受刑者に観える。多重の入れ子構造をもった実話。
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    良い
  • ma24ta
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』。あかんやん。
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    良い
  • Mock_Turtle99
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』実話の映画化ということで、どんな感動のラストが待っているのかと思ったら、まさか、こんな展開になるとは。刑務所の中で「待ち続けた」彼らは、果たして彼らの「ゴドー」に出会うことができたのか?
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    良い
  • akeake10
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』あんまり情緒的じゃなくて、囚人達の罪状や過去もよく分からない。だけど観終わった後いつまでも考えていたくなる不思議な魅力がある。「ゴドー」ド嵌り世代なので、あの山高帽を見るだけで震えました!
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    良い
  • Sachi_GR0821
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』 サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を題材に、刑務所の囚人と、囚人たちに演技を教えることになった俳優の物語。実話が元になっているだけに迫力があり、伏線が上手いと感じた。
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    普通
  • d_hinata
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』@ HTC有楽町♪たしかに予想外のラストが待っていた…。色んな人の思惑が見え隠れしてたから、起きたこともだけど、そんなことしてて大丈夫?とも思っちゃう戸惑いがはんぱなかったw
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    良い
  • akafundosi
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』@ なんばパークスシネマ観。演劇を通し囚人達を改心…な物語だろうと予想した…実話が元だと知ってたまげたっ!だから舞台も"壱発勝負"では無かったのだな?!"現実は映画より奇なりっ!"こんなエンタメみたいな事が実際に起きたとはっ!?面白い!
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    良い
  • frenchbluee
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』 イギリスが舞台でも通用する題材だな。真っ先に思いました。 舞台俳優をちゃんとしたアーティストとして、認めている社会的認識がしっかりしている社会じゃないと、説得力が出ないドラマになってしまいそう。→
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    良い
  • garancear
    『アプローズ、アプローズ!』事実ベースで、 囚人と「待ち」を重ねた塀の中のジュリアス・シーザーのゴドー版かうまいなと思って見ていたら最後そう来たかという展開。ベケット先生がありと言うならありか。舞台のフルバージョンを見たい。 #映画
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  • aoyadokari
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』その上での「ゴドー」という見えない存在。それはキリスト教徒なら神かもしれない。演劇なら演出家?しかし、我々には神はいないとなるとそれは「死」でしかあり得ない。いやだからこそ、これまでの絶望的状態で生きることが求められているのではないか?
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    良い
  • aoyadokari
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』その問いは、彼らだけではなく鑑賞者にも訴えかけてくる。それぞれの「ゴドー」とはなんだったのか?いや「ゴドー」が主役ではなく「待つ」人が主役だと明らかにされるのだ。その中にウラディミールとエストラゴン、ラッキーとポッツォがいる。
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    良い
  • aoyadokari
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』それだけならよくあるパターンの映画なのだが、何よりもこのようなメタフィクションがただの新奇性にならずに、批評性を持つということが重要なのだ。ベケットのこの演劇自体がアンチ演劇(批評の演劇)であるならば、そのまま演じているならばパロディだ
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    良い
  • aoyadokari
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』囚人たちは演劇を莫迦にしていたのだが、段々と演技に没頭していく。それは囚人たちの日常が絶えず『ゴドーを待ちながら』に置かれているからで、そのセリフが彼らとリンクする。芝居では素人でもリアルな現実なんだということ。
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    良い
  • aoyadokari
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』囚人たちが演劇をやるというのは、すでにマーガレット・アトウッド『語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団』でおなじみだけど、それをベケット『ゴドーを待ちながら』にしたのが斬新だし、面白かった。ラストも予想外。
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    良い
  • tamagawajyousui
    『アプローズ、アプローズ︕囚⼈たちの⼤舞台』実話をもとに、刑務所の囚人たちに演技を教えることになった俳優の奮闘を描いたフランス発のヒューマンドラマは、サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を題材に予想外の展開を見せる。
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    coco 映画レビュアー
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