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あのこと

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coco映画レビュアー満足度
95%
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総ツイート数
532
ポジティブ指数94
公開日
2022/12/2
原題
Happening
配給
ギャガ
上映時間
100分
解説/あらすじ
アンヌの毎日は輝いていた。貧しい労働者階級に生まれたが、飛びぬけた知性と努力で大学に進学し、未来を約束する学位にも手が届こうとしていた。ところが、大切な試験を前に妊娠が発覚し、狼狽する。中絶は違法の60年代フランスで、アンヌはあらゆる解決策に挑むのだが―。
© 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINÉMA - WILD BUNCH - SRAB FILM
coco映画レビュアーの感想 Twitter上の反応
  • yamicoke
    『あのこと』「子供はいつか欲しいけど人生と引き換えはいや」主人公の意思は端的で明解だ。その是非は観客の判断に委ねられる。だからこそ死なせた胎児を一瞬でも映像で見せるのはショッキングだが必要だった。音響やリアクションに逃げなかった偉い
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  • kiyokiyo1222
    『あのこと』2022年ノーベル文学賞受賞アニー・エルノーの自伝小説を映画化。原題が「事件」であり、深いテーマだが、経産婦なら熟知の事。自分の体験を赤裸々に表現して出版した作者、体当たりで演じる女優と爪痕を残した女性監督、闘魂の作。
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    良い
  • Mock_Turtle99
    『あのこと』中絶が違法だった60年代のフランスで、意図せず妊娠してしまった女子大生の話が、まさかこんなに衝撃的な展開になるとは。アンナを演じるのは、「ヴァイオレッタ」のあの子だったのか。悩みを隠して平静を装っている表情が実に上手い。
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    良い
  • aoyadokari
    『あのこと』そうだ。親友が自分も初体験をして、それから快楽的にセックスするようになったと告白するシーンがある。それは私であっても不思議ではないという問題提起でもあったのだ。女子寮の他の学生が彼女を避けるのも、男たちと同じなのだ。そのとき(当事者)にならないと問題が見えてこない。
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    良い
  • aoyadokari
    『あのこと』ただ現実にはアメリカでは中絶禁止のところがあるし、こういう状況の女性は多いと思う。日本でも中絶は出来るけどアフターピルの問題とか、男が責任を追わないことだよな。フェミニズムの番組でもそういうことだった。身体的にハンデがあるのだと。社会で解決していくしかないのだろう。
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    良い
  • aoyadokari
    『あのこと』ノーベル賞作家のアニー・エルノー原作なのだが、活字で読むとのまた映像で見るのは違うのだろう。アニー・エルノーはフランスの階級社会のあり方が一番の問題なのであって中絶することではないと思う。主人公の女学生も今は産めないということだ。子どもを持つことがハンデになる社会。
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    良い
  • aoyadokari
    『あのこと』年寄りには刺激が強すぎる。ホラーと言ってもいいぐらい。麻酔なしで中絶、そのあと処理を自分自身でしなければならないなんて。身体性というのが多いなテーマになっているのだと思う。そこまで女性はハンデがあるのだと。こういうのは性教育できちんとやっておくべきだよな。
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    良い
  • akiyoshi752
    『あのこと』1人を追いかけるダルデンヌ兄弟的作風。子供を産むことは、個人の人生の選択であるけれども、その選択によって、社会から隔絶されてはいけない。子供を育てる事で、未来が閉ざされる事の無いよう、社会は、変わり続ける必要がある。
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    良い
  • FreeMVE2
    『あのこと』賛否のネット分析:キツイ映像だが高評価
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    良い
  • nodatetu
    「あのこと」丸の内TOEIで鑑賞。中絶が違法だった60年代フランス。望まぬ妊娠だった女学生アンヌの妊娠発覚後、画面に映し出される7週目、10週間目の時間経過はドキュメンタリックで時限爆弾のよう。終盤の堕胎シーンは地獄そのもの。流産と診断されたのは彼女にとって救いだったと思いたい
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    良い
  • usako_usagiclub
    『あのこと』壮絶すぎてスクリーンから何度目をそらしたことか!中絶が違法だった60年代フランス。勉学に励み、大学生活を謳歌するアンヌが、思いがけず妊娠し、取った行動とは…。彼女の意思の強さと執念はすごいと思うが、その前に気をつけろ、と
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    良い
  • kaoruko0428
    『あのこと』話に決着がついた最後も、終わらない苦さが残る。苦さというより、非常にひりついた痛みである。 凄まじい鑑賞体験。覚悟が出来れば、ぜひ劇場で見て欲しい作品。
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    良い
  • kaoruko0428
    『あのこと』この映画で印象的なのは、音と息づかいである。決定的な場面こそ見せないが、主人公視点からの苦しい表情や痛みに悶え苦しむ声、押し殺しながらも耐え切れずに漏れる息づかいで、観客を深い深い身体の海に引き摺り込む。
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    良い
  • kaoruko0428
    『あのこと』その意味では、主人公は主体的に性を選ぼうとするし、自分からバーに出掛け、セックスもする。そこで受ける、男たちからの性的眼差しや偏見の渦、(当時の時代性もあるだろうが)絵に描いたような無理解。
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    良い
  • kaoruko0428
    『あのこと』少し前にマツコが言っていた、「人は「性」からは逃れられないし、それに対してどう距離を取るのか、眼差すのかがその人の人格形成に大いに影響している」という言葉を、見ている間ずっと考えていた。
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    良い
  • estate_la
    『あのこと』人工中絶が違法だった60年代フランス。 下手したら刑務所送りと厳しく望まぬ妊娠した女学生の 葛藤と苦悩。2時辛かった。結構エグいシーンもあり なぜこのタイミングとあるが女性に負担が大きい社会。男は無責任なんだなぁ
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    普通
  • 4410_Kupa
    『あのこと』(21/仏) 中絶が違法だった60年代のフランスが舞台。意に沿わぬ妊娠に気づいた女子大生が堕ろそうと悪戦苦闘する物語。主人公だけが妊娠の重みを背負わねばならないのが理不尽で見ていて心が痛んだ。
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    良い
  • tamagawajyousui
    『あのこと』2022年度のノーベル文学賞を受賞した作家アニー・エルノーが若き日の実体験をもとに綴った短編小説「事件」を映画化した本作は、アメリカで中絶を厳しく規制する州が増えている現状を踏まえても、決して過去の出来事ではないと思う。
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    良い
  • tomomori34
    『あのこと』まるで実話のような生々しさ。女と母、若いと両立は厳しい現実。それは今昔同様。もう少し慎重さや思いやりがこの男性にあったら。もっと女性の身になって欲しいものだ。主人公アンヌの強い眼差しと行動が印象的。#フランス映画祭 
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    良い
  • TaulNcCar
    『あのこと』鑑賞。強烈な疑似体験のようだった。もう少し余裕ある演出が欲しかった気がするくらいストレート。『サウルの息子』を思い出したのはその撮り方や画角だけでなく彼女視線での廻りの地獄感。男性側や社会の感覚も分かるので余計心が痛い。終盤アレを渡されるのは観客に向けてなのだろうか。
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