茶飲友達
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coco映画レビュアー満足度
100%
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総ツイート数
136件
ポジティブ指数100%
公開日
2023/2/4
上映時間
135分
解説/あらすじ
佐々木マナをリーダーとする若者たちは、時代を先読みした高齢者専門のコールガール「茶飲友達」(ティー・フレンド)を設立。 新聞の三行広告に「茶飲友達、募集。」と掲載し、集まってきた男達のもとへ高齢女性を派遣し利益を得ていた。 マナは「世の中の保健室を作りたい。誰でも逃げ込める場所を」という思いから、一人でも多くの孤独な老人を救いたいと理想を掲げて、シニア世代の影の部分のセーフティネットの役割を担うようになっていく。「ティー・フレンド」には多くの働き手、通称「ティー・ガール」が在籍している。 介護生活に疲れた女性、ギャンブルに依存する女性、いつまでもチヤホヤされたい女性、最期を楽しんで終わりたいと願う女性……。 そんな海千山千のティー・ガールたちとの時間を様々な事情を抱えた男性顧客が買っていく。一方、「茶飲友達」を運営する若者達もまた、出口の見えない社会のなかで閉塞感を抱えて生きていた。親との絆を信じられない女性、両親の事業失敗をきっかけに挑戦することに臆病な男性、妊娠しても子供が産めない環境に苦しむ女性。 そんなままならぬ若者や高齢者を、マナは一つに束ねて「ファミリー」と呼んで大事にしていく。 ある日、一本の電話が鳴る。それは高齢者施設に住む老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であった。
©️2022茶飲友達フィルムパートナーズ
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
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『茶飲友達』外山文治監督が、2013年10月に高齢者売春クラブが摘発された事件を元に、超高齢化社会の現代日本が抱える閉塞感や寂しさ等、様々な問題を反映して描く本作は、「家族」をテーマに無縁社会とは、年老いるとは何かを問う。#茶飲友達
良い -
#茶飲友達 高齢者専用の売春斡旋事件を着想に、寂しさを忘れたい老人と孤独を埋めたい若者の群像ドラマ。法の内外で主張される正しさが齎すのは救いか破綻か。世代を超えた等身大の欲と虚構、誰もが主役に思える多様な問題の深さと複雑さがリアル
良い -
『#茶飲友達』上映前に艶やかな和服のティーガールズと岡本玲さん&上映後はそれぞれに問題を抱える若者たちと、10㌔減量し髪も眉も剃って重要な役にアプローチしたお母さんと弟の登壇。皆が外山組の現場は楽しいと和気あいあい☺本作のテーマは… https://t.co/fx3AG9xOLm
良い -
『#茶飲友達』という高齢者専門コールガール&運営する若者達の群像劇シニア世代のセーフティネットの役割を担う世の中の保健室を作りたい❣️手段の是非はともかく介護施設の寝たきり老人とのシーンは胸を打つものがありました✨正解の分らない… https://t.co/PgR86lFERA
良い -
『#茶飲友達』タイトルから受ける印象とは全く異なる衝撃作。現代の高齢化社会が抱える問題が浮き彫りに。需要と供給がマッチすれば何をしてもよいのか、時代を先取りしているつもりでもルールを守らなければ結局破綻してしまう。問題の難しさと解… https://t.co/63qVoW1mMI
良い -
「茶飲友達」観劇。 妙にリアルを感じる映画だった。 「善意」の価値観は悲しいくらいに大きく違う。主人公の純粋さと共にそれがとても切なくて。 誘われなかったら観に行ってなかったかもしれない。 観れて、良かった。 #茶飲友達 https://t.co/BnmndvFhLs