トリとロキタ
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coco映画レビュアー満足度
100%
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総ツイート数
128件
ポジティブ指数100%
公開日
2023/3/31
原題
Tori et Lokita
配給
ビターズ・エンド
上映時間
89分
解説/あらすじ
地中海を渡りヨーロッパへやってきた人々が大勢ベルギーに暮らしている。トリとロキタも同様にベルギー・リエージュへやってきた。トリはまだ子供だがしっかり者。十代後半のロキタはビザがないため、正規の職に就くことができない。ロキタは祖国にいる家族のために、ドラッグの運び屋をして金を稼ぐ。偽りの姉弟としてこの街で生きるふたりは、どんなときも一緒だ。年上のロキタは社会からトリを守り、トリはときに不安定になるロキタを支える。偽造ビザを手に入れるために、ロキタはさらに危険な闇組織の仕事を始める……。
© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv – PROXIMUS - RTBF(Télévision belge)
coco映画レビュアーの感想
Twitter上の反応
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『トリとロキタ』欧州に来るまでも来てからも、難民の過酷な体験を共有した血の繋がらない姉弟の絆。ダルデンヌ兄弟は辛い運命を用意しているのだろうと思ったが、やはり甘さゼロのラスト。ロキタの苦境に年下のトリが保護者のような優しさを示す。 #映画
良い -
『トリとロキタ』ベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、アフリカからベルギーに流れ着いた偽りの姉弟の強い絆と過酷な現実を描いた本作は、移民の子供たちが闇社会に飲み込まれる背景をリアルに浮き彫りにする。#トリとロキタ
良い -
#トリとロキタ 単身、ヨーロッパへ移ってくる未成年者たちの現実を告発。その写実性は、ダルデンヌ作品の中で最もシンプル、最も鋭利、最も残酷で最も純粋。生半可ではない慈愛をのせた、互いの名を呼ぶ声が、こんなにも心を掻きむしるなんて。
良い -
「トリとロキタ」 労働ビザのない血の繋がらない仲のいい姉弟の物語。 実家への仕送りや生活の為に仕方なく違法な仕事に手を染めていく様子等改めて難民の厳しい現実を突きつけるダルデンヌ兄弟らしいリアルで容赦ない展開に言葉を失う。 二人で… https://t.co/7dx3OHjgXO
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「トリとロキタ」 非常にずっしりとくる、重い映画でした。 しかし、目を背けてはいけないだろうし、知ってたいなと思うことがたくさん。 ベルギーや欧州の難民問題についてまとめましたのでぜひご拝読ください。 少しアカデミックな内容です… https://t.co/defXdxc9oq
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個人的には、ダルデンヌ兄弟の最新作『トリとロキタ』は、全監督作のなかでも独自の撮影法が過剰といっていいほど全面的に展開された『息子のまなざし』と並ぶ傑作だと思います。特に活劇性とあらゆる余剰を削ぎ落としたシンプルさという点では過去… https://t.co/E0Hnfs9MI6