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2019/09/17 updated

帰ってきたムッソリーニ

イタリア全土で大ヒット! 他人ごとではない!?社会に警鐘を鳴らす注目のコメディ
原作はドイツで200万部以上を売り上げたベストセラー小説「帰ってきたヒトラー」(ティムール・ヴェルメシュ著)。同名タイトル映画の大ヒットも記憶に新しいが、原作小説からイタリア映画界屈指のヒットメーカーであるルカ・ミニエーロ監督が着想を得て、舞台をドイツから今のイタリアに置きかえ映画化が実現。

公開に先駆けて行われたcoco特別試写会では「喜劇風が逆に怖さ倍増」「オリジナルに比べてコメディ要素多めなのがイタリアっぽい」「なかなか痛烈な風刺」と、社会派ブラックコメディである本作を高く評価する声が多く上がった。
試写会cocoレビュアーの感想ツイート

「予告で期待した通りの面白さ」「なかなか痛烈な風刺」「イタリアならではのコメディタッチ」

『帰ってきたムッソリーニ』 予告で期待した通りの面白さ。帰ってきたヒトラーは未鑑賞の状態でもオーケー。 ジャンルはコメディなのに、私にとっては最後、真実を見逃さないようにとメッセージを訴えてくる素晴らしい作品だった。
『帰ってきたムッソリーニ』帰ってきたヒトラーを原作にムッソリーニに置き換えてイタリアでリメイクされた作品。コメディ要素多くて笑えるし、最後はイタリア映画らしい終わり方で色々考えさせる余韻が良かった♪
うめちゅ@umetyu
『帰ってきたムッソリーニ』 帰ってきたヒットラーを基とする伊版、 ヒットラー未見なので新鮮な気持ちで見られた 最初予想外に喜劇で、独裁者の扱いこれで良いの?と思っていたらやはりそこはチクリと風刺が入り 喜劇風が逆に怖さ倍増
『帰ってきたムッソリーニ』パロディだと思って笑っていた人々が、ムッソリーニの話に引き込まれ始める。ヒトラー版に比べて、笑わせつつも、生活に不満を感じる普通の国民が、ムッソリーニに期待を抱くのではないかと思わせるところが、怖くもある。
wild-bird_3:00@war_ker02
『#帰ってきたムッソリーニ』 鑑賞前に、イタリアの歴史や他国との関係性、ファシズムの成り立ちなどを学んでおくと、コメディ要素がより楽しめる。本作を通して、改めて自分の無知に気付き、決して他人事では済まないことを銘記しておきたい
『帰ってきたムッソリーニ』 あの世から堕ちてきたムッソリーニが嘆かわしい「この世」に吠える 自らの罪が知れわたっていると感じながら 「似非」ムッソリーニがイタリアを闊歩する 人気者になる必要は・・ないのである
『帰ってきたムッソリーニ』試写での感想。「帰ってきたヒトラー」のイタリア版なのだけど、映画内映画(ドキュメンタリー)で映し出される風景はイタリアそのものなので、その違いはなかなか興味深い。ムッソリーニ役の方は、ヒトラーよりハマっていたと思う。
『帰ってきたムッソリーニ』試写会で鑑賞。「帰ってきたヒットラー」のイタリア版リメイク。主人公の心情などヒットラー版よりもサラリとしていて、ムッソリーニに対する市民の対応もイタリアならではのコメディタッチ。なかなか勉強になりました
makiko@せりな@trick_world
#帰ってきたムッソリーニ ヒトラーのムッソリーニ版なので基本的に展開は同じなんだけど、コミカルさはイタリア版の方が上かな。イタリアでも賛否はあったらしいけど、コメディタッチはイタリアらしさでもある。このフォーマットは面白いと再確認。
『帰ってきたムッソリーニ』ファシズムとナチズムを違うと捉えている国民がいる、国民の心の中に潜在的にファシズムが存在する、そんな現在のイタリアの隠れた危険性を暴く秀作。ムッソリーニはヒトラー程危険度で世界的に有名でないだけに怖い。
⚔ユウコリリーナオブギャラクシー@yukolilina
『帰ってきたムッソリーニ』「帰ってきたヒトラー」イタリア版。色々と考えさせられるのはこちらも同様だけど、オリジナルに比べてコメディ要素多めなのがイタリアっぽい。ムッソリーニの役者さんが素晴らしかった。
半分、なるこ。@naruko0109
『#帰ってきたムッソリーニ』認知症のあるお婆ちゃんこそが、ムッソリーニをムッソリーニ本物と認識し、ハッキリとNOと言い切るところがグッときた。あそこでコメディ要素が大きく反転と思いきや、世間は笑っているだけ。なかなか痛烈な風刺。
おさび(ぺい)@momo_osabi
『帰ってきたムッソリーニ』イタリア文化会館での試写で観てきた🇮🇹痛烈な風刺の連続。でもコメディ要素も含んでて見やすかった!イタリア社会の問題を取り上げてるんだけど今の日本にも当てはまるとこあって怖かった…#帰ってきたムッソリーニ
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社会に警鐘を鳴らす…風刺映画

帰ってきたヒトラー
ヒトラーの姿をした男が突如街に現れたら?「不謹慎なコスプレ男?」顔が似ていれば、「モノマネ芸人?」。リストラされたテレビマンに発掘され、復帰の足がかりにテレビ出演させられた男は、長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、視聴者のドギモを抜く。自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、過激な毒演は、ユーモラスで真理をついていると話題になり、大衆の心を掴み始める。しかし、皆気づいていなかった。彼がタイムスリップしてきた〈ホンモノ〉で、70年前と全く変わっていないことを。そして、天才扇動者(ルビ:アジテーター)である彼にとって、現代のネット社会は願ってもない環境であることをーー。
ゲット・アウト
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、その家にいまどき黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と、窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間に彼は鼻から血を流しながら豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。
ザ・スクエア 思いやりの聖域
クリスティアンは現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は次の展覧会で「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示とすると発表する。その中では「すべての人が公平に扱われる」という“思いやりの聖域”をテーマにした参加型アートで、現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあった。だが、ある日、携帯と財布を盗まれたことに対して彼がとった行動は、同僚や友人、果ては子供たちをも裏切るものだった――。 第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール賞、ヨーロッパ映画賞6部門受賞。

Story

イタリアの独裁者ムッソリーニが、亡くなった1945年から70余年後、現代によみがえった。
スキンヘッドに軍服、ファシスト党の統帥(ドゥーチェ)と呼ばれる男。
誰もが知るその姿に、最初人々はそっくりな芸人と思いムッソリーニを見て笑っていた。
しかし次第にカリスマ性のある演説に魅了され、その人は絶大な人気を得ていく。
ムッソリーニが現代で企てる野望とは?!はたして彼が現代で権力を握ったらどうなるのか?
【原題】Sono tornato
【監督】ルカ・ミニエーロ
【出演】マッシモ・ポポリツィオ、フランク・マターノ、ステファニア・ロッカ
【制作年】2018年
【制作国】イタリア
【上映時間】96分
【配給】ファインフィルムズ

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9月20日(金)
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開
coco 映画レビュアー
akafundosi
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