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2019/12/03 updated

私のちいさなお葬式

自分の<お葬式計画>に奮闘するひとりの女性を描く笑って泣けて、やさしさに包まれる物語
モスクワ国際映画祭やウラジオストク国際映画祭で上映され、老若男女の心を鷲掴みにし観客賞を受賞する快挙を成し遂げた話題作。

村にひとつしかない学校で教職をまっとうし、定年後は慎ましい年金暮らしを送っている73歳のエレーナが、病院で突然の余命宣告を受けた。5年に一度しか顔を見せないひとり息子オレクを心から愛しているエレーナは、都会で仕事に大忙しの彼に迷惑をかけまいと秘密のお葬式計画を開始する。

文学をこよなく愛し、聡明で自立した女性エレーナのお葬式の準備には悲壮感がなく、そればかりか自らの足で軽やかに役所や遺体安置所に出向き、棺桶を台車に乗せて自宅に持ち帰ってくるその姿はユーモアとバイタリティに満ち溢れチャーミングだ。

公開に先駆けて行われたcoco独占試写会では「数々の笑える場面の奥にある感情、人間の複雑さが積み重なりラストに至って解放感と幸福感に包まれる」「「ところで今幸せなの?」て聞くシーンにほろり。」「親子関係、クセのある隣人たちを巻き込んでほっこりする」と本作を評価する声と共に、「今週末、母親に会いに行くか。」「急に母親の顔を見たくなった」という声も上がっていた。



試写会cocoレビュアーの感想ツイート

「おばあちゃんが超チャーミング!」「解放感と幸福感に包まれる」「個性的な面々とのやり取り、予想外な展開にクスッと笑いホロリ涙。」

『私のちいさなお葬式』試写@ブロードメディアスタジオ♪余命宣告を受けて大急ぎでの終活準備。周りに迷惑をかけまいとひとり準備するお葬式は最初こそ切ないけど、それ以上に笑って泣けるから不思議と爽やか。鯉とエレーナのシンクロ具合も面白い!
『私のちいさなお葬式』試写会にて鑑賞。自分のお葬式を計画する、余命宣告を受けたおばあちゃんが超チャーミング!ほっこりしつつ『死ぬ準備』について考えさせられたなー。 ロシア語の「恋のバカンス」がめっちゃ切なかったー!
『私のちいさなお葬式』 鯉に始まり鯉に終わる。数々の笑える場面の奥にある感情、人間の複雑さが積み重なりラストに至って解放感と幸福感に包まれる。ラストシーンの美しさに目をひらく。「(わたしも)そう思ってたよ」
『私のちいさなお葬式』責任感の強さから自分のお葬式のプロデュースを始めるエレーナ先生が愛らしく、その行動が息子と心を通わせる切っ掛けに。誰もが辿る道なのだから、終活は明るく楽しく行えたらいい。それにしてもあんなに鯉が大活躍するとは!
『私のちいさなお葬式』試写会で観てきたっ 実は初のロシア映画、そしてコメディ!自分のお葬式の準備をバタバタするところが面白かったwめっちゃ元気やんけ~てなるし息子もいい味出してた。「ところで今幸せなの?」て聞くシーンにほろり。愛~
『私のちいさなお葬式』想像の斜め上をいくからビックリ! でも、この驚きは心が豊かになるようなビックリ加減! 主人公のお母さんがとても可愛くてお茶目。 死ぬとは思えないくらい、パワーに満ち溢れていて素敵でした!
『私のちいさなお葬式』私が主人公のように年老いたとき、「友達でしょう?」と怒ってくれる、気のおけない相手が果たしているのだろうか…なんだか羨ましくなってしまった。人に甘えるのが下手くそで、それでも愛されてきた彼女の人柄が素敵だった。
Monsieur おむすび@Pooh_kuru_san
『私のちいさなお葬式』愛息へ迷惑をかけまいと、自らの葬式を準備するお婆ちゃんのロシア映画。終活を通して生と愛を再確認していく様はバイタリティに溢れ、田舎町の生態を通した独創的なファインダーも興味深い。そこに恋のバカンスが切なく響く。
『私のちいさなお葬式』 息子の手を煩わせるため 母さん一人で終活します! このちいさな映画には人生の悲喜こもごも全てが詰まっている。いくつになっても親子は親子。2人の想いに泣き笑いできる愛すべき映画!今週末、母親に会いに行くか。
『私のちいさなお葬式』試写観た。愛する息子を思い1人で自分の葬式の準備を進めるエレーナ先生が私の母親に重なった。ここしばらく実家に戻っていない駄目息子なので、急に母親の顔を見たくなった
ちゃんみー@暇人@chan_me777
『私のちいさなお葬式』余命宣告を受けた73歳の女性が息子に迷惑をかけないようにと自分のお葬式プロジェクトを企て奮闘する姿を描いた作品。一見重いテーマですが、結構軽い感じで時々クスッと出来るほっこり映画でした。でもやっぱ切ないなぁ
🦋サマンサ🦋@samantha0312
『私のちいさなお葬式』試写。学校が1つしかない小さな村で繰り広げられる、元教師エレーナの終活ドタバタ劇。愛する息子に負担をかけたくない一心で一人終活しちゃうお婆ちゃん、個性的な面々とのやり取り、予想外な展開にクスッと笑いホロリ涙。
『私のちいさなお葬式』まずエレーナ先生がかわいすぎた。そしてなかなか触れないロシア(のコメディ)映画で設定の時点でブッ飛んでるだけどもお話はしっかりまとまっていて心地よかった。けっこう笑えたしエモポイントまであって大満足でした!
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Introduction

世界一の超高齢化社会に向かって突き進む現代の日本では、すっかり浸透した感がある“終活”という言葉。誰しも逃れられない死という現実をネガティブに捉えるのではなく、自分らしい最期を迎えるために葬儀や遺言の準備、身のまわりの生前整理をするこの行いは、『死ぬまでにしたい10のこと』(02)、『エンディングノート』(11)、『母の身終い』(12)、『92歳のパリジェンヌ』(15)といった国内外の話題作のテーマになり、人生という長く険しい旅を前向きに見つめ直す機会を観客に提供してきた。

ロシアののどかな片田舎の村から届いた『私のちいさなお葬式』も、そんな“終活映画”の系譜に連なるヒューマン・ドラマ。しかも尊厳死などの物議を醸す問題を扱ったシリアスな社会派映画ではなく、このうえなく元気でチャーミングな老婦人の予想もできない一挙一動が、観る者の頬をふんわりと緩ませ、驚きと感動をもたらしてくれる珠玉作である。
【原題】Карп отмороженный
【監督】ウラジーミル・コット
【出演】マリーナ・ネヨーロワ、アリーサ・フレインドリフ、エヴゲーニー・ミローノフ、ナタリヤ・スルコワ、セルゲイ・プスケパリス
【制作年】2017年
【制作国】ロシア
【上映時間】100分
【配給】エスパース・サロウ

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12月6日(金)
シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
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